バイナンスにDeFiレンディング「Radiant Capital(RDNT)」上場へ

バイナンスにRDNT上場へ

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、暗号資産ラディアントキャピタル:Radiant Capital(RDNT)の取り扱い予定を3月30日発表した。

なおRDNTの取り扱いは、他のトークンよりも高いボラティリティと高いリスクをもたらす可能性が高いトークンの取引が提供されている「イノベーションゾーン」での対応となる。

RDNTの取り扱いは、日本時間3月30日16:30(UTC同日7:30)よりRDNT/BTC、RDNT/USDT、RDNT/TUSDの取引ペアによって取引開始するとのこと。出金は3月31日16:30(UTC同日7:30)より開始し、入金については既に対応済みとのことだ。

またバイナンスは、RDNT取り扱い開始同時刻から48時間以内にRDNTを分離マージンおよびその借入可能資産として追加すると発表しており、RDNT/USDTでサポートが開始されるとのこと。

ラディアントキャピタル(RDNT)とは

ラディアントキャピタルは、レンディングサービスを提供するDeFi(分散型金融)プラットフォームだ。分散型オムニチェーンマーケットとしての運営を目指しており、現在はアービトラム(Arbitrum)とBNBチェーンのネットワークに対応している。異なるブロックチェーンの相互運用には、クロスチェーン通信プロトコルのレイヤーゼロ(LayerZero)が利用されている。

なおRDNTはラディアントキャピタルの流動性マイニングとガバナンスに用いられるユーティリティトークンとのことだ。

現在RDNTは、クーコイン(Kucoin)やOKX、ゲート(Gate.io)、フォビ(Huobi)、バイビット(Bybit)、ビットゲット(Bitget)、エムイーエックスシー(MEXC)などの暗号資産取引所で取り扱われている。またパンケーキスワップV2(PancakeSwapV2)やユニスワップV3:アービトラム(UniswapV3 on Arbitrum)、スシスワップ:アービトラム(SushiSwap on Arbitrum)などのDEX(分散型取引所)でも取引されている。 なお現在のRDNTの時価総額は約96.6億円となっている(3/30 14:30コインマーケットキャップ調べ)。

関連ニュース

参考:バイナンス
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【9/29話題】フラクトンとアービトラム財団が提携、コインベースが米国外個人ユーザーに無期限先物取引を提供へなど

Arbitrum Japanが日本市場で展開開始、フラクトンがアービトラム財団と提携で、イーサL2「Arbitrum」、アービトラムオデッセイ再開へ、バイナンス、ペイセーフユーザーのユーロ取引を停止、ブエノスアイレス、ブロックチェーンベースのデジタルID発行へ、国内初、オーケーコインジャパンにスイ(SUI)上場へ、米コインベース、米国外の個人ユーザー向けに無期限先物取引を提供へ、DFINITY財団が「ICP Asia Alliance」立ち上げ、アジア全土でのweb3導入促進に向け、香港認可のHashKey Exchange、アバランチ(AVAX)取り扱い開始、米SEC、ブラックロック・ヴァルキリー・ビットワイズ申請の現物ビットコインETF承認判断を再度延期、米SEC、ヴァルキリーのイーサリアム先物ETFを承認=報道、人気NFT「BAYC」とストリートファッション「BAPE」、コラボコレクション販売へ