山梨県、NFTプロジェクト「NEO TOKYO PUNKS」とユーザー参加型PR実施へ

山梨県が「NEO TOKYO PUNKS」と水素技術をPR

山梨県が、NFTプロジェクト「NEO TOKYO PUNKS(ネオトーキョーパンクス)」とコラボレーションしたユーザー参加型PRの実施予定を3月8日発表した。なお山梨県によると、NFTを活用した自治体によるユーザー参加型PRは、全国で初の取り組みとなるという。

「NEO TOKYO PUNKS:NTP」は、マスクなどを装着したサイバーパンク×アニメ風の横顔のイラストをジェネラティブアートとしてNFTにしたプロジェクト。イラストおよびプロジェクトは日本のイラストレーターであるNIKO24氏が手掛けており、2022年3月末に2,222体のNFTをリリースしている。「NEO TOKYO PUNKS」保有者らが参加するコミュニティには2023年2月時点で国内外から約6,000人が参加しているとのことだ。

今回の取り組みでは、山梨が持つ水素技術をテーマにしたオリジナルマンガ作品を「NEO TOKYO PUNKS」が制作。近未来を舞台にした「NEO TOKYO PUNKS」のストーリーに山梨県の先進的な取り組みを作品の舞台設定として組み込むことで、エンターテインメント作品を通じて山梨県の情報を発信するという。

また同作品に関連するNFT所有者などがストーリーを制作する他、マンガ作中のセリフを考えて投稿するツイッターキャンペーンを展開。参加者には抽選で30名にNIKO24氏描き下ろしの限定NFTのフリーミント権が贈呈されるとのことだ。

これにより参加者自らが山梨県の取組を知り、そして未来を考えるきっかけが提供されることで、地域ブランド「やまなし」をPRするとのことだ。

なおマンガ制作にあたり、「NEO TOKYO PUNKS」コミュニティ内のストーリーチームでストーリーを固め、主人公の名前などはコミュニティ全体から募集して決めたとのこと。

山梨県の担当者は「今回の事業によって水素技術やNFTとのコラボを知ってもらい、『山梨は先進的な取り組みをしている』と県民みんなが胸を張れるようにしたい」と県公式のブランド情報発信サイト「ハイクオリティやまなし」にて意気込みを語っている。

マンガの公開は3月20日に「NEO TOKYO PUNKS」公式ツイッターアカウントにて行われる予定。なお作画は漫画家の重松成美氏が担当しているとのことだ。

関連ニュース

参考:ハイクオリティやまなし

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【3/22話題】ネクソンとポリゴンラボが提携、ビットフライヤーにシバイヌ上場へなど(音声ニュース)

ネクソンとポリゴンラボが提携、「メイプルストーリー」をPolygon Supernetで構築へ、ポリゴンラボとイミュータブルが提携、ゲーム用ネットワーク「Immutable zkEVM」構築へ、カルビー「じゃがりこ」と「ベリロン」がコラボ、モチーフキャラ「キリン」NFTプレゼントへ、ビットフライヤーにシバイヌ(SHIB)上場へ、国内3例目、USDCのサークル、仏でデジタル資産サービス提供のライセンス申請、欧州戦略の一環で、米SECが分散型取引所「SushiSwap」運営のSushiに召喚状、Sushiは貢献者弁護用基金設立へ、LINE BITMAX、取引所サービス提供開始、コインベース、ブラジルレアルの入出金に対応、バイナンスにイーサリアムL2「Arbitrum(ARB)」上場へ、FRAME00、コミュニティをweb3に移行できるDAOツール「Clubs」正式公開、千葉工大が国内初の「NFT学位証明書」発行、PitPaと共同で、Lido Financeの「stETH」、時価総額100億ドル突破

Sponsored