テゾス(XTZ)がGoogle Cloudと提携、web3アプリケーション開発加速へ

TezosがGoogle Cloudと提携

Tezos(テゾス)とGoogle Cloud(グーグルクラウド)が提携したとテゾス財団が2月22日発表した。

この提携により、グーグルクラウドはテゾスの公式ベーカーになるようだ。ベーカーとはテゾスネットワークのバリデータノードのオペレーターを指す。テゾス・ブロックチェーン上でのweb3アプリケーション開発を加速させる狙いだという。

具体的には、グーグルクラウドの顧客に、コーポレート・ベイキング・プログラムへのアクセスを提供する予定だという。このプログラムを通じて顧客は、テゾスプロトコル上のノードやインデクサーを簡単に構築できるとのこと。つまりテゾスブロックチェーン上で簡単にweb3アプリケーションを構築できるようになる。

テゾス財団の最高商業責任者であるメイソン・エドワード(Mason Edwards)氏は、「制度的な採用や大量生産の機会を得るためには、信頼性が高く、拡張性があり、安全な技術が不可欠。グーグルクラウドとの連携にはエキサイティングな相乗効果があり、テゾスブロックチェーンの開発とイノベーションを共に加速させることを楽しみにしている」とコメントしている。

グーグルクラウドは昨年1月、さまざまなブロックチェーン基盤上で活用できるプロダクトを構築するためにデジタルアセット専門チームを設立したと発表。現在、グーグルクラウド上でヘデラ(Hedera)、シータ(Theta Labs)、ダッパーラボ(Dapper Lab)などがサービスを構築している。

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参考:テゾス財団
デザイン:一本寿和

images:iStocks/pgraphis

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この記事の著者・インタビューイ

髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者
同志社大学神学部を卒業後、放送局勤務を経て、2019年幻冬舎へ入社。
同社コンテンツビジネス局では書籍PRや企業向けコンテンツの企画立案に従事。「あたらしい経済」編集部では記事執筆を担当。

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者
同志社大学神学部を卒業後、放送局勤務を経て、2019年幻冬舎へ入社。
同社コンテンツビジネス局では書籍PRや企業向けコンテンツの企画立案に従事。「あたらしい経済」編集部では記事執筆を担当。

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