ソラナ(SOL)でEVM互換実現へ、「Neon EVM」12月ローンチ

ソラナ(SOL)でEVM互換実現へ、「Neon EVM」12月ローンチ

パブリックブロックチェーンのソラナ(Solana)上で、EVM(イーサリアムバーチャルマシン)互換を実現する「Neon EVM」が、12月12日にメインネットローンチすることが発表された。これによってSolidity、Vyper、および既存のイーサリアムのスマートコントラクト言語を使う開発者らが、ソラナ上にDapps(分散型アプリケーション)を開発できるようになる。

ちなみにこれまでソラナでDAppsを開発するには「Rust」を利用する必要があった。「Neon EVM」によりイーサリアム上のプロジェクトが、ソラナのユーザーにサービスを展開が可能になる。

「Neon EVM」を開発するNeon Labsの創業者/CEOのマリーナ・グリエヴァ(Marina Guryeva)氏は「Neon EVMは、イーサリアムとソラナという2つの世界のベストを統合し、イーサリアムキラーのストーリーをきっぱりと終わらせるものです。イーサリアムベースのプロジェクトは、Rustでコードを書き直すことなく、これまでアクセスできなかったソラナのオーディエンスや流動性を初めて利用することができます。その結果ユーザーは、イーサリアムのバトルテストされたdAppsを失うことなく、ソラナで強化されたユーザー体験を楽しむことができるようになります」とコメントしている。

またNeon Labsは今後エコシステム拡大のために、アンバサダープログラムを行なっていくとのことだ。

参考:Neon EVM

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竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
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