フォビグローバル、About Capitalに全株式売却

フォビグローバル、About Capitalに全株式売却

暗号資産(仮想通貨)フォビ(Huobi)を運営するフォビグローバル(Huobi Global)が、アバウトキャピタルマネジメント(About Capital Management)へ全株式売却することに合意したと10月8日に発表した。なおこの取引に関する金額は明らかにしていない。

これまでアバウトキャピタルマネジメントは、フォビグローバルの支配株主であった。支配株主とは議決権のある株式の10%以上保有する株主を主要株主のこと。

この取引後フォビグローバルは、グローバル戦略諮問委員会、十分な証拠金とリスク引当金の投入、競争力をさらに強化する措置など、一連の新しい国際ブランド推進と事業拡大のイニシアティブを採用していく予定としている。

ちなみに昨年9月にフォビグローバルは中国本土の新規ユーザーのアカウント登録を停止しており、中国市場から撤退している。

参考:Huobi
images:iStocks/Wiphop-Sathawirawong
デザイン:一本寿和

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

合わせて読みたい記事

【4/18題】TikTokのByteDance子会社がSui採用、ワールドコインが「World Chain」今夏ローンチへ

TikTokのByteDance子会社、ゲーム等のサポート事業に「Sui」採用、ワールドコイン(WLD)、独自のイーサリアムL2「World Chain」今夏ローンチへ、日銀、「中銀デジタル通貨」の連絡会議の中間整理を報告、EY、企業向け契約管理ソリューション「EY OCM」ローンチ。イーサリアム上で、ニュージーランド中銀、デジタル通貨の開発協議スタート

【4/17話題】アバランチ上にトークン化のホームエクイティローン、a16zが新ファンドで72億ドル調達など

米ホミウムが「ホームエクイティローン」をトークン化、Avalancheで発行、a16z、5つの新ファンドで72億ドル調達、オフチェーンラボ、新たな不正行為証明「Arbitrum BOLD」をテストネットローンチ、ペイパル、NFTの購入者と出品者を保護プログラムの対象外に、ソラナ上のDEX「ドリフト」、独自トークン「DRIFT」のエアドロップ実施へ、ドイツ連邦銀行とMIT、「中銀デジタル通貨」の共同研究