岸田首相「web3サービス利用拡大」言及、臨時国会の所信表明演説で

岸田首相が所信表明でweb3言及

岸田文雄首相が、10月3日に召集された「第210回臨時国会」の所信表明演説において、「web3サービスの利用拡大に向けた取り組みを進める」と言及した。

岸田首相は演説で「日本経済の再生が最優先の課題」とし、「物価高・円安への対応」、「構造的な賃上げ」、「成長の為の投資と改革」といった3つの重点分野への取り組みをあげた。

さらに「成長の為の投資と改革」では「科学技術イノベーション・スタートアップ・GX・DX」の4つの分野への官民の投資を加速させるとし、DXの話題の中でweb3については言及された。

岸田首相は、「マイナンバーカードの前国民への普及および自治体技術としての社会実装」に並び「メタバース・NFTを活用したweb3サービス利用拡大に向けた取り組みを進める」と言及した。なおDXにおいては、大きな経済効果と雇用創出が見込まれ経済保障の要であるとした「半導体」に特に力を入れていくとも話した。

また「スタートアップ」に対する取り組みでは、「公共調達における優遇制度の抜本拡充や税制上の優遇措置、資金面の支援に加え、若く優れたIT分野の才能の発掘育成、日本と海外スタートアップ、エコシステムの接続など、スタートアップ人材への投資を進める」とも伝えられている。

なお9月30日にはデジタル庁が「Web3.0研究会」を設置し、web3の推進に向けた環境整備へ向け、年末までの議論取りまとめを目標に始動した。

しかし国会においては物価高や安全保障、新型コロナウィルス対策やエネルギー・食糧危機、温暖化による気候危機、地政学的情勢など課題は山積みだ。岸田首相も「国難ともいえる状況に直面している」と言及している。

そんな中の本国会においてweb3に関する議論がどこまで進むのかに注目したい。なお臨時国会は12月10日までの69日間の会期で開催される。

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参考:所信表明演説
images:Reuters

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
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