FIFAがNFTコレクションをローンチへ、Algorandで

FIFAがNFTコレクションをローンチへ

国際サッカー連盟(FIFA)が、9月末にNFTコレクション「FIFA+collection」をローンチする予定であることを9月2日に発表した。

「FIFA + collection」は、サッカーの試合の最高の瞬間から「FIFA World Cup」および「FIFA Women’s World Cup」を象徴するアートや画像などをNFT化したコレクションだ。なおこのコレクションは、アルゴランド(Algorand)ブロックチェーン上でローンチされる予定で、そのプラットフォームの名称は「FIFA+Collect」となっている。

同プラットフォームは、ローンチ後すべてのウェブおよびモバイルデバイスに対応している状態であり、言語は英語、フランス語、スペイン語で提供する予定だとしている。なお対応言語は増やす方針だという。

FIFAチーフ・ビジネス・オフィサーのロミー・ガイ(Romy Gai)氏は「ファン層は変化しており、世界中のサッカーファンは、新しくエキサイティングな方法でサッカーに取り組んでいます。このエキサイティングな発表により、FIFA グッズがあらゆるサッカーファンに提供され、FIFA ワールドカップの一部を所有する能力が民主化されます。スポーツ記念品やステッカーと同様に、これは世界中のファンが新しいプラットフォームでお気に入りの選手や瞬間などに触れることができる身近な機会です」と語っている。

アルゴランドの暫定CEOであるW・ショーン・フォード (Sean Ford)氏は 「FIFA のプラットフォームは、真に分散化されたスケーラブルなパブリックブロックチェーンを介して、FIFA と Algorand の間で最近発表された技術パートナーシップの最初の具体的な表現です。FIFAがAlgorandによって実現されたWeb3への橋渡しをしたことは、彼らの革新的な精神と世界中のサッカーファンと直接かつシームレスに関わりたいという願望の証しです」とリリースで説明している。

参考:FIFA
images:iStocks/undefined-undefined
デザイン:一本寿和

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竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
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