BTCBOX、ポルカドット(DOT)上場へ

BTCBOXでポルカドット(DOT)上場へ

国内の暗号資産(仮想通貨)取引所BTCBOX(ビーティーシーボックス)が、新たに暗号資産ポルカドット(DOT)を取り扱う予定であることが6月13日分かった。

発表によるとDOTの取り扱いは、同取引所提供の暗号資産販売サービス「かんたん売買」で行われる予定。開始時期などは現状未定のようで、取り扱い準備が出来次第、改めて通知されるとのことだ。

なお現在BTCBOXでは、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ドージコイン(DOGE)を取り扱っており、ポルカドット(DOT)が上場すると6銘柄の取り扱いになる予定。

ポルカドットとは

ポルカドットは異なるブロックチェーンの相互接続(インターオペラビリティ)を目指すプロジェクト。イーサリアムの共同創設者兼元CTOであるギャビン・ウッド(Gavin Wood)氏を中心としたWeb3 Foundation(Web3ファンデーション)が主導となって開発を行っている。

ポルカドットの特徴としては、メインのネットワークで最終的に取引が記録される「リレーチェーン」と、その「リレーチェーン」に接続される個別のブロックチェーンである「パラチェーン」によってプロトコルが構成されている。「パラチェーン」は、外部の開発者がカスタム可能なブロックチェーンで複数存在し、DeFiやNFTなどさまざまなユースケースを実現できる仕組みになっている。

なお日本発のパブリックブロックチェーンであるアスターネットワーク(Astar Network)は、ポルカドットのパラチェーンとして接続されている。ポルカドットの現在の時価総額ランキングは14位でその額は約9180億円となっている(6/14コインマーケットキャップ調べ)。

現在国内においてポルカドットは、ビットフライヤー(bitFlyer)、リキッドバイエフティ―エックス(Liquid by FTX)およびFTX Jpan、GMOコイン、フォビジャパン(Huobi Japan)、ビットポイントジャパン(Bitpoint Japan)、新SBIVCトレード(旧TAOTAO)、旧SBIVCトレード、SBIFXトレード(法人向け)、クラーケンジャパン(Karken Japan)の10取引所で取り扱われている。

関連ニュース

国内初のドージコイン(DOGE)上場へ、BTCBOXで

DMM Bitcoinでトロン(TRX)、カルダノ(ADA)、ポルカドット(DOT)、アイオーエスティー(IOST)上場へ

FTX、ポルカドット(DOT)など3銘柄上場へ

フォビジャパン、「ポルカドット(DOT)」と「エンジンコイン(ENJ)」上場へ

【初心者向け解説】ポルカドット(DOT)とは何か?(ステイクテクノロジーズ 渡辺創太氏)

参考:BTCBOX
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

呉心怡

「あたらしい経済」編集部
中国・浙江省出身の留学生。東京女子大学 人文学科に在学中。
文章を書くことが好き。中国語、英語、日本語の3か国語を話す。あたらしい経済では持ち前の語学力を活かし、ニュース記事を執筆。ブロックチェーンや経済分野については勉強中。

「あたらしい経済」編集部
中国・浙江省出身の留学生。東京女子大学 人文学科に在学中。
文章を書くことが好き。中国語、英語、日本語の3か国語を話す。あたらしい経済では持ち前の語学力を活かし、ニュース記事を執筆。ブロックチェーンや経済分野については勉強中。

合わせて読みたい記事

【7/26話題】メタプラネットが「Bitcoin Magazine Japan」の独占運営権、ビットフライヤーがFTX Japanの買収完了など(音声ニュース)

メタプラネット、「Bitcoin Magazine」日本版の独占ライセンス取得、SBI、フランクリン・テンプルトンと日本での共同出資会社設立を正式発表、ビットフライヤー、FTX Japanの買収完了、「Jito」、ステーキングプラットフォーム「ジトリステーキング」のコード公開、英FCAがコインベース傘下のCBPLに強制執行、約450万ドルの罰金課す、米ジャージーシティ、年金基金をビットコインETFに投資へ、マイニングの米マラソンデジタルが1億ドル相当のビットコイン購入、完全HODL戦略を採用、クロスチェーンプロトコル「deBridge」、ガバナンストークンDBR発行へ

Sponsored

【7/25話題】SBIが「ビットコイン現物ETF」取り扱い準備か、DEAと東京電力らがDePINの「ピクトレ」を東京で実証試験へなど(音声ニュース)

SBIがビットコイン現物ETF取り扱い準備か=報道、DEAと東京電力らがDePINコンテンツ「ピクトレ」、東京都の3区で実証試験へ、京東コインリンク科技、香港ドルにペッグのステーブルコイン発行予定と発表、フェラーリが暗号資産決済システムを欧州にも拡大、米国での導入に続き、NTTデジタルとマツモト、卒業アルバムにブロックチェーン活用へ、タイ、デジタル資産配布の登録受付を8月1日から開始。デジタルウォレット政策一環で、農産業のRWAマーケットプレイス「Agridex」、ソラナ上で初の農業取引を決済=報道