フォビグローバル、web3投資部門「IvyBlocks」立ち上げ

フォビグローバルが投資部門「IvyBlocks」立ち上げ

大手暗号資産(仮想通貨)取引所フォビグローバル(Huobi Global)が、web3およびDeFi(分散型金融)プロジェクトへ投資を行う、「アイビーブロックス(IvyBlocks)」部門を立ち上げたことが6月10日分かった。

「アイビーブロックス」では、プロジェクトに対し資金投資を行う他、主に次の3つのコアサービスを提供する発表されている。

1つは「流動性投資部門(Liquidity Investment Department)」で、DeFiマイニング(流動性マイニング)や収入の集約に利用するための資産管理プラットフォームを提供するという。

2つ目は、革新的なブロックチェーン・暗号資産分野のインキュベーションを行う「アイビーラボ(Ivy Labs)」。そして3つ目の「アイビーリサーチ(Ivy Research)」では、専門チームによるレポートを提供するとのこと。

なお「アイビーブロックス」の投資運用額は10億ドル(約1,348億円)だとコインテレグラフが報じている。さらに同メディアでは、コンテンツプラットフォーム「キューブ(CUBE)」のブロックチェーン上に構築された自動マーケットメーカー(AMM)のカプリコーンファイナンス(Capricorn Finance)が、「アイビーブロックス」最初の出資先プロジェクトとして選定されたと報じられている。

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参考:アイビーブロックス
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Максим-Ивасюк・Thinkhubstudio

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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