フルミネンセFC、チリーズ「Socios. com」でファントークン発行へ

フルミネンセFCが「Socios. com」でファントークン発行へ

ブラジルのプロサッカーリーグ「ブラジレイロ・セリエA」加盟の「フルミネンセFC(Fluminense Football Club)」が、ファンエンゲージメントプラットフォーム「Socios.com(ソシオスドットコム)」で、ファントークンを発行することが6月6日分かった。

ブラジルのサッカークラブがファントークン発行を発表するのは、アトレチコ・ミネイロ、SCコリンチャンス・パウリスタ、CRフラメンゴ、サンパウロFC、SEパルメイラス、SCインテルナシオナル、CRヴァスコ・ダ・ガマ、ECバイーアに続き、今回で9チーム目となる。

発表によると、「フルミネンセFC」のファントークン「$FLU」の販売時期および価格などの詳細については、近日中に公開されるという。

なおトークン保有者は「Socios.com」を通じて、NFT、グッズ、試合着用ジャージなどの特典を受けられる他、クラブスポンサーと連携した限定割引、主要ブランドと連携したその他の特別オファーやインセンティブにアクセスできるとのことだ。

「Socios.com」とは

「Socios.com」はチリーズのブロックチェーン技術を活用し、プロスポーツチームがファントークンの発行と販売ができるプラットフォームだ。

既にチリーズと提携したスポーツ組織は26ヵ国130を超えており、欧州のプロサッカークラブでトークンを発行している他、北米ではMLS加盟全28チーム中27チームと提携している。またサッカーだけでなく、NBAでは現在「Socios.com」と提携するNBAチームは全30チームのうち28チームで、NHLに加盟するホッケーチームとの提携も行っている。また韓国やインドなどのスポーツチームとも提携を進めており、国・ジャンルを問わず展開している。

関連ニュース

ブラジルサッカー「ECバイーア」、チリーズ「Socios. com」でファントークン発行へ

チリーズ「Socios. com」、アメフトNFL加盟13チームと提携

チリーズ「Socios. com」、北米サッカーMLS加盟26チームと提携

セリエA「ウディネーゼ・カルチョ」、チリーズ「Socios. com」でファントークン発行へ

スペイン「セビージャFC」、チリーズ「Socios. com」でファントークン発行へ

参考:Socios.com
デザイン:一本寿和
images:iStocks/msan10

この記事の著者・インタビューイ

呉心怡

「あたらしい経済」編集部
中国・浙江省出身の留学生。東京女子大学 人文学科に在学中。
文章を書くことが好き。中国語、英語、日本語の3か国語を話す。あたらしい経済では持ち前の語学力を活かし、ニュース記事を執筆。ブロックチェーンや経済分野については勉強中。

「あたらしい経済」編集部
中国・浙江省出身の留学生。東京女子大学 人文学科に在学中。
文章を書くことが好き。中国語、英語、日本語の3か国語を話す。あたらしい経済では持ち前の語学力を活かし、ニュース記事を執筆。ブロックチェーンや経済分野については勉強中。

合わせて読みたい記事

【10/24話題】ベトナムでブロックチェーンが国家戦略に、JOCのバリデーターにはてな参画など(音声ニュース)

ベトナムでブロックチェーンが国家戦略に。国際的地位の確立目指す、EVM互換の国産ブロックチェーン「Japan Open Chain」、バリデータにはてな参画、ナイジェリア裁判所がバイナンス幹部の釈放を命令、告訴取り下げ受け、テスラ、保有する1184億円相当のビットコインを新たなウォレットへ移す、アバランチ、暗号資産決済用Visaカードをローンチ、マジックエデンがApeChainの対応開始、BeraChainにも対応予定、DMM Cryptoが新機能「SMP Trade」提供開始、ゲームプレイで暗号資産の獲得可能に、web3決済インフラ「Transak」、フィッシング攻撃により個人情報を流出

【10/23話題】OKJにアイオーテックス(IOTX)上場へ、コマイヌがシンガポールの暗号資産カストディ事業者を買収へなど(音声ニュース)

国内初、OKJに「アイオーテックス(IOTX)」上場へ 、ビットフライヤー、イーサリアム上の「ポリゴンエコシステムトークン( POL )」取扱いへ、野村証券らのコマイヌ、シンガポールの暗号資産カストディアンPropine Holdings買収へ、UAEのラス・アル・ハイマ首長国、DAO規制フレームワーク「DARe」発表=報道、JPYC、韓国IT大手ITCENとステーブルコインの共同研究を開始、JCBと富士通らが共同で「中銀デジタル通貨」活用の異なるキャッシュレスサービス間での取引実現に向け、WP公開、エイプコイン独自チェーン「ApeChain」メインネットと公式ブリッジ公開、APE価格上昇、DEX「Jupiter」、ソラナ上のミームコイン取引特化の「Ape Pro」立ち上げ、ぷらっとホームら6社、Web3技術活用の日本酒流通の実証事業実施へ