Shopify、暗号資産決済サービス「Crypto. com Pay」対応

Shopifyが「Crypto.com Pay」に対応

暗号資産(仮想通貨)取引所クリプトドットコム(Crypto.com)提供の暗号資産決済サービス「Crypto.com Pay」が、ECプラットフォーム「ショッピファイ(Shopify)」に対応したことが5月17日分かった。

ショッピファイ加盟店は「Crypto.com Pay」での暗号資産決済が可能になる。また加盟店は設定費用を支払う必要がなく、数分で「Crypto.com Pay」に対応できると発表されている。

対象の暗号資産は「Crypto.com Pay」が取り扱うトークンに対応しており、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、シバ(SHIB)、ドージ(DOGE)、エイプ(APE)など20銘柄以上を利用できるとのこと。

なおクリプトドットコムのネイティブトークン「クロノス:Cronos(CRO)」で支払った顧客に対しては、最大10%の還元を行う「Pay Rewards」が提供されるとのこと。

また今年6月30日までに「Crypto.com Pay」に登録したショッピファイ加盟店は、本来の決済手数料0.5%を1ヶ月無料になるキャンペーンに参加できるとのことだ。

「Crypto.com Pay」は昨年4月、米ニュース雑誌『TIME』に対応、同誌のデジタル版の暗号資産による購読料支払いサポートしている。

またショッピファイは今年4月、ビットコインのライトニングネットワークでデジタル決済プラットフォームを構築するストライク(Strike)に対応している。この対応により米国のショッピファイ加盟店は、世界中の顧客のビットコインの支払いをライトニングネットワークを活用し受け入れられるようになっている。

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参考:クリプトドットコム
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio・Vadim-Sazhniev

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
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