米TIME誌、購読料支払いに暗号資産を追加

米TIME誌、購読料支払いに暗号資産を追加

米ニュース雑誌TIMEが暗号資産(仮想通貨)取引所・決済サービスを提供するCrypto.comと提携し、同誌のデジタル版の購読料支払い手段に暗号資産払いを追加したことを4月19日発表した。

暗号資産での支払いを選択した購読者は、Time.comのコンテンツに18カ月間無制限にアクセスできるほか、購読者限定のイベントやサービスを受けられるとのこと。なお現在の暗号資産払いでの対応は米国とカナダのみとなっており、今後数ヶ月のうちに多国でのアクセスも可能になるとのことだ。

なお対象の暗号資産は「Crypto.com Pay」が取り扱うトークンに対応しており、ビットコインやイーサリアム、リップル、ライトコインなどの暗号資産やDeFiトークンのUniswap、Aave、Balancer、Compoundなど20銘柄が利用できる。

またCrypto.comのネイティブトークンであるCrypto.com Coin (CRO)を支払い通貨に選択した購読者に対しては、最大10%の還元を行うPay Rewardsを提供するとのことだ。

THEBLOCKの報道によると、TIME誌が今回の支払いにて得た暗号資産については法定通貨に変換せず保有すると、Timeの広報担当者が述べているとのことだ。なおTIME誌は暗号資産投資企業であるグレースケールと暗号資産に関する動画を共同で制作する際に報酬として受け取るビットコインについても保有することが明らかになっている。

参考:TIMETHEBLOCK

(images:iStock/Olga_Z・LongQuattro

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あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

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