GMOコイン、J2「FC琉球」のIEO募集開始

GMOコインが国内2例目のIEO募集

国内暗号資産(仮想通貨)取引所GMOコインが、国内2例目となるIEOを実施することが分かった。IEO第1弾として、J2リーグに加盟する「FC琉球」が発行する独自トークン「FCRコイン(FCR)」の募集を、本日4月27日の定期メンテナンス明けより開始するとのことだ。

IEO(Initial Exchange Offering)とは暗号資産交換業者を介して行われる資金調達の方法だ。暗号資産交換業者が発行者の事業内容や調達した資金の用途などに対して審査を実施し、新規発行されたトークンの販売を行うモデルのこと。

「FCRコイン」の募集価格は1FCRで2.2円で募集1口あたり2,500FCR(5,500円)とのこと。最小申込口数は1口、最大申込口数は9,000口(4,950万円)となるようだ。なお募集は5月18日14:59までになっている。

なおGMOコインは「FC琉球」がJ3時代の2018シーズンからパートナーとして応援しており、2022年シーズンのオフィシャルトップパートナーも務めている。

国内のIEO事例としては昨年7月にコインチェックが実施したHashpaletteの発行するPalette Token(PLT)がある。

PLTは募集開始からわずか6分で申込金額の総額が9億3,150万円を突破した実績を持つ。

また今回のIEO実施が成功すれば国内でサッカークラブのトークンの取引所上場は初となる。

なおプラットフォーム内で多くのサッカークラブのファントークンを発行している「FiNANCiE」も独自トークン「フィナンシェトークン」 のIEOの実現を目指し、コインチェックと契約を結んでいることが分かっている。フィナンシェは2022年夏までにIEO募集を行うとしている。

関連ニュース

【取材】SNS「Yay!」運営ナナメウエ、16億円調達とweb3化しIEOも予定

フォビジャパン、IEO事業参入へ準備開始

フィナンシェとコインチェック、「FiNANCiE」独自トークンIEOに向け契約締結

コインチェック、日本初のIEO銘柄「パレットトークン(PLT)」取扱い開始。一時10倍以上の価格高騰

【解説動画】日本でも始まるIEOとは?仮想通貨投資家の注意点

参考:GMOコイン

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【10/11話題】メタプラネットが今月3度目のビットコイン購入、ユニスワップがイーサL2「Unichain」ローンチへなど(音声ニュース)

メタプラネットが今月3度目のビットコイン購入、10億円相当追加で合計保有数748.502BTCに、ユニスワップがイーサL2「Unichain」ローンチへ、OPスタック採用、米SEC、カンバーランドDRWを無登録で暗号資産取引を行ったとして提訴、ユービーアイソフト、初のweb3ゲーム今月リリースへ。オアシス(OAS)のL2採用で、タイ、投資信託やプライベートファンドによる暗号資産関連商品への投資規制緩和へ、米決済ストライプが「Pay with Crypto」提供開始、、USDCとUSDPで支払い可能に、バビロン、ステーキング上限撤廃で約14億ドル相当のビットコイン集める

米決済ストライプが「Pay with Crypto」提供開始、USDCとUSDPで支払い可能に

決済インフラ提供の米ストライプ(Stripe)が、米ドルステーブルコイン「USDC」を決済通貨として利用できる暗号資産(仮想通貨)決済機能「ペイウィズクリプト(Pay with Crypto)」を提供開始した。「USDC」を発行する米サークル(Circle Internet Financial)の共同創業者兼CEOジェレミー・アレール(Jeremy Allaire)氏が公式Xにて10月10日発表した