女子プロレスの動画NFTを検討、ブシロードとSHOWROOM提携で

ブシロードとSHOWROOMが女子プロレスの動画アーカイブNFT化を検討

ブシロードとSHOWROOMが、協業の第一弾として女子プロレス団体「スターダム」の動画アーカイブのNFT化を検討していることが3月1日分かった。

ブシロードはアニメ、ゲーム、音楽、イベント、MDなど様々な事業展開を行うIPディベロッパー。またSHOWROOMはライブ配信ストリーミングプラットフォーム「SHOWROOM」や、短尺映像の配信バーティカルシアターアプリ「smash.(スマッシュ)」などのサービスを運営している企業だ。

今回の取り組みに際し、ブシロードはSHOWROOMから第三者割当増資を引き受け資本業務提携を行った。今後両社は共同で新たなデジタル領域のビジネスやIPの創出を目指すとしている。なお調達額は発表されていない。

SHOWROOMの代表取締役社長である前田裕二氏は今回の提携について『まず具体的には、女子プロレス団体「スターダム」様との連動からスタートさせていただきますが、他にも共同IP開発、オーディション、新規のビジネスモデル開発など、一つ一つ、成功事例を積み上げてシナジーを証明して参ります』とコメントしている。

SHOWROOMは昨年5月、運営するバーチャルタレントプロジェクト「AVATAR2.0 Project」に所属するVTuber13名のサイン付きNFTトレカを販売している。このNFTトレカは、ブロックチェーンゲーム・NFTサービスの開発を行うCryptoGames(クリプトゲームス)株式会社運営の「NFTstudio」にて販売されていた。 

NFTとは

「NFT(Non Fungible Token:ノンファンジブル・トークン)」とは、代替が不可能なブロックチェーン上で発行されたトークンを指す。NFTの規格で発行されたトークンは、そのトークン1つ1つで個別の価値を持つ。そのためNFTを画像や映像などのデジタルデータと紐付けることで、デジタルデータの個別の価値を表現することに活用されている。

なおNFTという言葉は現在幅広く活用されており、活用するブロックチェーンやマーケットプレイスの種類によって、その機能や表現できる価値が異なる可能性があることには留意が必要だ。

関連ニュース

クリプトゲームス、SHOWROOMの「AVATAR2.0 Project」所属VTuberのサイン付きNFTトレカ販売

WWEがプロレスラー「ジ・アンダーテイカー」のNFTを販売

デザイン:一本寿和
images:iStocks/SasinParaksa

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【7/26話題】メタプラネットが「Bitcoin Magazine Japan」の独占運営権、ビットフライヤーがFTX Japanの買収完了など(音声ニュース)

メタプラネット、「Bitcoin Magazine」日本版の独占ライセンス取得、SBI、フランクリン・テンプルトンと日本での共同出資会社設立を正式発表、ビットフライヤー、FTX Japanの買収完了、「Jito」、ステーキングプラットフォーム「ジトリステーキング」のコード公開、英FCAがコインベース傘下のCBPLに強制執行、約450万ドルの罰金課す、米ジャージーシティ、年金基金をビットコインETFに投資へ、マイニングの米マラソンデジタルが1億ドル相当のビットコイン購入、完全HODL戦略を採用、クロスチェーンプロトコル「deBridge」、ガバナンストークンDBR発行へ

Sponsored

【7/25話題】SBIが「ビットコイン現物ETF」取り扱い準備か、DEAと東京電力らがDePINの「ピクトレ」を東京で実証試験へなど(音声ニュース)

SBIがビットコイン現物ETF取り扱い準備か=報道、DEAと東京電力らがDePINコンテンツ「ピクトレ」、東京都の3区で実証試験へ、京東コインリンク科技、香港ドルにペッグのステーブルコイン発行予定と発表、フェラーリが暗号資産決済システムを欧州にも拡大、米国での導入に続き、NTTデジタルとマツモト、卒業アルバムにブロックチェーン活用へ、タイ、デジタル資産配布の登録受付を8月1日から開始。デジタルウォレット政策一環で、農産業のRWAマーケットプレイス「Agridex」、ソラナ上で初の農業取引を決済=報道