FTX、分散型P2Pプロトコルの「BitTorrent(BTT)」上場へ

FTXにBTT上場へ

暗号資産(仮想通貨)デリバティブ取引所FTXで、暗号資産ビットトレント:BitTorrent(BTT)が上場することが2月14日分かった。またDEX(分散型取引所)パーペチュアルプロトコル(Perpetual Protocol)を動かすためのトークン「PERP」との先物ペア取引も開始される予定だ。

FTXでの新規銘柄上場は、1月28日に取引開始したテラユーエスディー:TerraUSD(UST)以来の上場となる。

発表によるとBTTの取り扱いは2月15日14時(UTC:世界協定時)より取引が開始される予定で、取引ペアはBTT/USD、BTT/USDTとなっている。

ビットトレントはP2Pファイル転送プロトコルで、分散型ファイルストレージシステムやライブストリーミングといったサービスを提供している。またビットトレントは、トロン(TRON)に買収されている。

現在BTTは、バイナンス(Binance)やクーコイン(KuCoin)、ゲート(Gate.io)、ポロニエックス(Poloniex)などの暗号資産取引所の他、ユニスワップV2(Uniswap V2)やスシスワップ(Sushiswap)、パンケーキスワップV2(PancakeSwap V2)などの分散型取引所(DEX)で取り扱われている。なお時価総額は約2,285億円となる(2/15コインマーケットキャップ調べ)。

なお直近の「PERP」との先物ペア取引ではBTTの他、イミュータブルX:Immutable X(IMX)が10日に取引開始されており、またミナ・プロトコル:Mina Protocol(MINA:ミナ)は15日に取引が開始される予定となっている。

関連ニュース

FTX US、株取引の「FTX Stocks」を近日中に提供へ

国内初、Solana(SOL)とFTX Token(FTT)がLiquid by Quoineで上場

FTXの日本展開で、Solana(SOL)とFTX Token(FTT)国内初上場か

【速報】暗号資産取引所「FTX」、リキッド買収で日本展開へ

FTXが約460億円調達、評価額は約3.7兆円に

参考:FTX
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【10/11話題】メタプラネットが今月3度目のビットコイン購入、ユニスワップがイーサL2「Unichain」ローンチへなど(音声ニュース)

メタプラネットが今月3度目のビットコイン購入、10億円相当追加で合計保有数748.502BTCに、ユニスワップがイーサL2「Unichain」ローンチへ、OPスタック採用、米SEC、カンバーランドDRWを無登録で暗号資産取引を行ったとして提訴、ユービーアイソフト、初のweb3ゲーム今月リリースへ。オアシス(OAS)のL2採用で、タイ、投資信託やプライベートファンドによる暗号資産関連商品への投資規制緩和へ、米決済ストライプが「Pay with Crypto」提供開始、、USDCとUSDPで支払い可能に、バビロン、ステーキング上限撤廃で約14億ドル相当のビットコイン集める

米決済ストライプが「Pay with Crypto」提供開始、USDCとUSDPで支払い可能に

決済インフラ提供の米ストライプ(Stripe)が、米ドルステーブルコイン「USDC」を決済通貨として利用できる暗号資産(仮想通貨)決済機能「ペイウィズクリプト(Pay with Crypto)」を提供開始した。「USDC」を発行する米サークル(Circle Internet Financial)の共同創業者兼CEOジェレミー・アレール(Jeremy Allaire)氏が公式Xにて10月10日発表した