国内初、Solana(SOL)とFTX Token(FTT)がLiquid by Quoineで上場

リキッドバイコインがSolanaとFTX Token上場

暗号資産取引所Liquid by Quoine(リキッドバイコイン)にて新たに暗号資産ソラナ:Solana(SOL:ソル)とFTX Token(FTT)が上場したことが2月10日分かった。なおソラナおよびFTTの上場は国内初の事例となる。

発表によると両銘柄の対象サービスは、リキッドバイコインが2月1日より開始したクイック販売所と現物取引所で取り扱われるとのこと。

なお両銘柄の入出庫については既に開始しており、取引開始は2月15日17:00からとのこと。

またFTTにおいては入出庫のマルチチェーンに対応し、ソラナもしくはERC-20(イーサリアム)のネットワークを選択して利用できるとのこと。これにより従来と比べ低額の出庫手数料で迅速にLiquidと外部ウォレットの間で入出庫することが可能になるとしている。

ネットワーク選択は現状、リキッドバイコインのWebブラウザ盤のみの対応となるが、モバイルアプリ版も順次対応していくとのことだ。

なおリキッドバイコインでは1月28日にライトコイン(LTC)、ステラルーメン(XLM)、ベーシックアテンショントークン(BAT)の3銘柄を上場している。

今回、SOLおよびFTTが上場したことでリキッドバイコインの取り扱い銘柄は、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)、リップル(XRP)、キャッシュ(QASH)、ライトコイン(LTC)、ステラルーメン(XLM)、ベーシックアテンショントークン(BAT)にソラナとFTTが加わり、合計10銘柄を取り扱うことになる。

リキッドバイコインの親会社であるリキッドグループ(Liquid Group Inc)は、海外大手暗号資産デリバティブ取引のFTXから買収されることを2月2日発表していた。

この買収はFTXの既存の日本ユーザーに対し、法令に準拠した形でサービスを提供するのが目的とされている。

なおこの買収発表とともに、FTXは既存の日本居住者ユーザーを対象にメールを送付しており、メールの中で今回のソラナとFTTがリキッドバイコインで取り扱われることが示唆されていた。

関連ニュース

FTXの日本展開で、Solana(SOL)とFTX Token(FTT)国内初上場か

暗号資産取引所「FTX」、リキッド買収で日本展開へ

Liquid by Quoineで、ライトコイン(LTC)、ステラルーメン(XLM)、ベーシックアテンショントークン(BAT)上場

【解説動画】時価総額5位に大躍進した「ソラナ(SOL)」とは?(Solana Foundation ビール依子氏)

参考:リキッドバイコイン
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【7/26話題】メタプラネットが「Bitcoin Magazine Japan」の独占運営権、ビットフライヤーがFTX Japanの買収完了など(音声ニュース)

メタプラネット、「Bitcoin Magazine」日本版の独占ライセンス取得、SBI、フランクリン・テンプルトンと日本での共同出資会社設立を正式発表、ビットフライヤー、FTX Japanの買収完了、「Jito」、ステーキングプラットフォーム「ジトリステーキング」のコード公開、英FCAがコインベース傘下のCBPLに強制執行、約450万ドルの罰金課す、米ジャージーシティ、年金基金をビットコインETFに投資へ、マイニングの米マラソンデジタルが1億ドル相当のビットコイン購入、完全HODL戦略を採用、クロスチェーンプロトコル「deBridge」、ガバナンストークンDBR発行へ

Sponsored

【7/25話題】SBIが「ビットコイン現物ETF」取り扱い準備か、DEAと東京電力らがDePINの「ピクトレ」を東京で実証試験へなど(音声ニュース)

SBIがビットコイン現物ETF取り扱い準備か=報道、DEAと東京電力らがDePINコンテンツ「ピクトレ」、東京都の3区で実証試験へ、京東コインリンク科技、香港ドルにペッグのステーブルコイン発行予定と発表、フェラーリが暗号資産決済システムを欧州にも拡大、米国での導入に続き、NTTデジタルとマツモト、卒業アルバムにブロックチェーン活用へ、タイ、デジタル資産配布の登録受付を8月1日から開始。デジタルウォレット政策一環で、農産業のRWAマーケットプレイス「Agridex」、ソラナ上で初の農業取引を決済=報道