エンゼルス大谷翔平選手がFTXと長期契約、報酬は暗号資産と株式

大谷翔平選手がFTXと長期契約、報酬は暗号資産と株式

暗号資産取引所「FTX」などを運営するFTXトレーディングが、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手との長期的なパートナーシップを締結したことが11月16日に分かった。

大谷選手はFTXグローバルアンバサダーとなり、その報酬のすべてを株式および暗号資産で受け取る予定とのことだ。

発表によれば、今後大谷選手はFTXの広報担当者として様々な取り組みを通じてFTXのプラットフォームやデジタル資産全般の認知度を世界規模で高めていく役割を担うとのことだ。

FTXの創業者兼CEOであるサム・バンクマン・フリード(Sam Bankman-Fried)氏は、大谷選手とのパートナーシップについて次のようにコメントしている。

「デジタル資産のエコシステムとより大きな金融の世界に革命を起こしている企業として、それぞれの分野でリーダーになるという私たちのコミットメントを共有できるパートナーを継続的に探しています。

大谷選手は、わずかな期間で野球界を代表する選手になりました。このことと、彼がデジタル資産をサポートしていることが相まって、彼とパートナーシップを結ぶことは容易な選択でした。

また大谷選手はグローバル・コミュニティをより良くすることに情熱を持っており、これは彼とFTXの両者が共有するものです。私たちは、大谷選手と様々な慈善活動、特に動物を助けることに焦点を当てた活動で提携できることを楽しみにしています」

FTXはポストシーズンで425フィート(約129メートル)以上の飛距離を誇るホームラン「ムーンブラスト」1本につき1万ドルの寄付を行なっていたとのことだ。またワールドシリーズでは1本につき10万ドル寄付していたとのこと。

これまでにFTXはNFLのトム・ブレイディ(Tom Brady)選手とNBAのステフィン・カリ(Stephen Carry)選手をブランドアンバサダーに起用していた。

参考:プレスリリース
images:iStocks/ロイター

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

合わせて読みたい記事

コインベースが暗号資産デリバティブ取引所デリビットの買収交渉中、ドバイ規制当局に通知済み=報道

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が、暗号資産デリバティブ取引所デリビット(Deribit)の買収に向けた交渉を進めていると、「ブルームバーグ(Bloomberg)」が3月22日に報じた。これは事情に詳しい一部関係者の話として伝えられている

【3/25話題】サークルがバイナンスジャパン・ビットバンク・ビットフライヤー「USDC」取扱予告、サークルとSBIと合弁会社へなど(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

韓国の教保生命保険、航空機エンジンを裏付けとする韓国当局のSTO事業に参入=報道

韓国の生命保険会社である教保生命保険が、韓国金融サービス委員会(FSC)が推進する航空機エンジンを裏付けとした信託受益証券の取引・流通サービスにおいて、信託業者として指定されたようだ。同国の日刊経済紙「毎日経済新聞(Maeil Business Newspaper:MK)」が3月21日に報じた