手塚治虫「鉄腕アトム」デジタルモザイクアートNFT、今秋オークション販売

手塚治虫「鉄腕アトム」のNFT、今秋オークション販売

手塚プロダクションが公式アート作品として、手塚治虫の漫画原稿を使用したNFTをリリースすることが9月28日分かった。

最初にリリースされる作品は「鉄腕アトム」を題材としたデジタルモザイクアートNFTで、今年秋のオークション販売を予定しているのこと。その詳細な販売日時や販売場所は現在調整中とのことで、確定次第公表されるようだ。

今秋発売予定のデジタルモザイクアートNFT「鉄腕アトム」では、そのアトムのキャラクターが、各作品の4000枚以上の白黒漫画原稿を4万点以上の断片にカットし、モザイク素材として配置されたものとのこと。

なおキャラクターの色合いは、手塚治虫漫画が実際に連載されていた当時のコミック誌で使用されていたカラーせんか紙やカラーインクの色合いのものが利用され、モザイクのひとつひとつを手作業で色味調整されているとのこと。

またそのNFTアートの背景には、手塚治虫作品の色彩豊かなカラー原画840枚を配置されたものになっている。そのうち8枚は大きめのサイズで各作品固有のカラー扉絵が使用される。それらは執筆時のタッチを感じられるように過剰な補正は行わず、原画本来の風合いが残されているとのこと。

なお手塚治虫は膨大な原稿を残しているが、白黒が多く、カラー原画は全体の5%程度とのことで、その中から定番の名画だけでなく、単行本未収録の雑誌連載時の扉絵や入手困難なレア画で構成されているとのことだ。

手塚プロダクションは、今年秋の「鉄腕アトム」のNFT発売以降、さまざまな手塚治虫作品を題材に、アートNFT作品を順次リリース予定と発表している。

また「From the Fragments of Tezuka Osamu(手塚治虫のかけらたちより)」と名付けられたこのNFTシリーズは、ブロックチェーンゲームやNFT事業を手がけるdouble jump.tokyo株式会社がプロデュースを行なっているようだ。

なお、double jump.tokyoは今年5月に書道家 武田双雲のNFTアートをプロデュースおり、当時はOpenSeaでイーサでのオークション販売を行なっていた。

また同社は株式会社bitFlyer Holdingsに対し第三者割当増資を実施し、NFTに関する事業について協業関係を構築と事業拡大を図っていくことを今月発表している。

今回の「鉄腕アトム」NFTがどのようなプラットフォームで販売されるのかなど注目だ。

NFTとは

「NFT(Non Fungible Token:ノンファンジブル・トークン)」は代替が不可能なブロックチェーン上で発行されたトークンを指す。

NFTの規格で発行されたトークンは、そのトークン1つ1つで個別の価値を持つ。そのためNFTを画像や映像などのデジタルデータと紐付けることで、デジタルデータの個別の価値を表現することに活用されている。

なおNFTという言葉は現在幅広く活用されており、活用するブロックチェーンやマーケットプレイスの種類によって、その機能や表現できる価値が異なる可能性があることには留意が必要だ。

参考:手塚プロダクション
デザイン:一本寿和
images:iStocks/smolaw11・artacet

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この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

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