eToro、DeFi特化の金融商品「DeFi CopyPortfolio」提供へ

eToro、「DeFi CopyPortfolio」提供へ

投資プラットフォームであるイートロ(eToro)が、DeFi(分散型金融)に特化した金融商品(ポートフォリオ)「DeFi CopyPortfolio」の提供を開始することを9月23日に発表した。

イートロは2007年に設立された、ソーシャルトレーディングプラットフォームを提供する企業だ。他の投資家の投資戦略をそのまま再現するコピートレーディング機能などを特徴としており、現在登録ユーザー数は2,300万人を超えているとのこと。

今回発表された「DeFi CopyPortfolio」は、投資家にDeFiエコシステムの主要プロジェクトへの長期的なエクスポージャーを提供することを目的としており、トークンの構成はEther(ETH)、Uniswap(UNI)、Chainlink(LINK)、Aave(AAVE)、Compound(COMP)、Yearn.finance(YFI)、Decentraland(MANA)、Polygon(MATIC)、 Algorand(ALGO)、Basic Attention Token(BAT)、Maker(MKR)となっている。

イートロのポートフォリオ投資責任者であるダニ・ブリンカー氏は次のようにコメントしている。

「DeFiでは、ここ数カ月で何千もの新しい暗号資産が登場しており、金融業界で最も話題になっている革新的な技術の一つです。

しかし、すべての資産のホワイトペーパーを調査する時間がない人にとっては、市場は地雷原のように見えるかもしれません。DeFiポートフォリオでは、暗号資産をパッケージ化することで、お客様が様々な暗号資産に対するエクスポージャーを得て、リスクを分散できるようにしています」

このポートフォリオへの最小投資額は1,000ドルからとなっており、投資家はポートフォリオのパフォーマンスを追跡するためのツールやチャートにアクセスできるとのことだ。

なおイートロは現在日本でサービスの提供をしていない。

参考:eToro
images:iStocks/champc・artsstock
デザイン:一本寿和

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

小俣淳平

「あたらしい経済」編集部
一橋大学2年生
真面目で温厚な20歳。大学1年生のころにブロックチェーンに出会い、その革新性に衝撃を受け、ブロックチェーン業界に足を踏み入れた。勢いのままに学内で「OneLab」というサークルを立ち上げ、週一で活動している。

「あたらしい経済」編集部
一橋大学2年生
真面目で温厚な20歳。大学1年生のころにブロックチェーンに出会い、その革新性に衝撃を受け、ブロックチェーン業界に足を踏み入れた。勢いのままに学内で「OneLab」というサークルを立ち上げ、週一で活動している。

合わせて読みたい記事

【3/28話題】SEC訴訟でコインベースの棄却申し立てを米判事却下、取引延期のエルフトークン明日取引開始へなど

米連邦判事、SEC訴訟に対するコインベースの棄却申し立て却下、ビットフライヤー、取引延期のエルフトークン(ELF)を明日取引開始へ、HSBC、香港で金のトークン化商品を発売へ=報道、イーサリアムL2「ブラスト」上のGameFi「Munchables」、約94億円のエクスプロイト被害、「日本DAO協会」が4月1日設立へ、DAO発展の環境整備へ、東京スター銀行、三井物産のデジタル証券サービス「オルタナ」導入。地域金融機関初のST取扱、SBIや九州電力らの「まちのわ」、金沢大学と「ファン通貨」で被災地復興支援へ、B Dash VenturesとHashed、「Blockchain Leaders Summit Tokyo 2024」7/24に共催へ