分散型音楽ストリーミングのAudiusがTikTokと連携、楽曲の直接共有が可能に

AudiusがTikTokと連携、楽曲の直接共有が可能に

分散型音楽ストリーミングプラットフォームであるオーディアス(Audius)がティックトック(TikTok)との連携機能を追加したことを8月17日に発表した。

オーディアスとは、アーティストファーストな音楽ストリーミングサービスの提供を目指して開発された分散型プラットフォームである。オーディアスの根幹となるプロトコルはブロックチェーンや分散ファイルシステムなどの分散型技術を組み合わせて形成されており、独自通貨である「AUDIO」の発行と分配を行うことによって無数のノードの運用を可能にしている。

またプラットフォームの運用とともに、プラットフォームと連動した音楽再生インターフェイスも提供しており、ユーザーはアプリやウェブサイトから無料で楽曲を聴くことができる。

オーディアスによると、8月16日月曜日からオーディアス上の楽曲を直接ティックトックに共有できるようになったとのこと。なおティックトックと直接連携するストリーミングプラットフォームは、オーディアスが初となるとのことだ。

オーディアスは2020年10月にメインネットがローンチされた比較的新しいプラットフォームであるが、オーディアスの統計データによると、直近1か月間のユニークユーザー数は530万人を超えている。

またオーディアスはイーサリアムをベースとして構築されているが、昨年末にはプラットフォームの一部をソラナに移行することを発表している。また、今年7月にはソラナとともにソラナ・クリエイター・ファンドを設立し、Web3の世界で活躍するクリエイターを支援することを発表している。

デザイン:一本寿和
images:iStocks/master1305

この記事の著者・インタビューイ

小俣淳平

「あたらしい経済」編集部
一橋大学2年生
真面目で温厚な20歳。大学1年生のころにブロックチェーンに出会い、その革新性に衝撃を受け、ブロックチェーン業界に足を踏み入れた。勢いのままに学内で「OneLab」というサークルを立ち上げ、週一で活動している。

「あたらしい経済」編集部
一橋大学2年生
真面目で温厚な20歳。大学1年生のころにブロックチェーンに出会い、その革新性に衝撃を受け、ブロックチェーン業界に足を踏み入れた。勢いのままに学内で「OneLab」というサークルを立ち上げ、週一で活動している。

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