米コインベース2Q売上高は約2,200億円、イーロンマスクやテスラらとのパートナーシップも明かす

米コインベース2Q売上高は約2,200億円、イーロンマスクやテスラらとのパートナーシップも明かす

米コインベース(Coinbase)の第2Q売上高が約2,200億円(19億3,000万ドル)で、その大部分はリテール顧客からの取引収入で占められていることが8月10日に投資家向け資料によって明らかになった。また資料では、コインベースがイーロン・マスク氏、テスラ、SpaceX、WisdomTree Investmentとパートナーシップを締結していることも明らかになった。

売上高の具体的な内訳として、リテール向けの取引収入が18億2,000万ドル、機関投資家向けの取引収入が1億200万ドルとなっている。また2021年第1Q売上高は約15億4,000万ドル、2020年第4Qは約4億6,740万ドルだった。

投資家向けの資料にて、コインベースは「リテール顧客向け取引高の増加は、MTU(Monthly Transacting Users )の増加、堅調な暗号資産市場、プロダクトの革新、そしてより多くの資産の取引をサポートする私たちの能力によってもたらされました。

機関投資家向け取引高は、第1四半期比で47%増加し、3,170億ドルとなりました。また機関投資家向け取引高は、取引高全体の69%を占め、第1四半期の64%から増加しました。第2Qには、コインベースプラットフォームへの機関投資家の参加が急速に増加し、暗号資産への資本配分も増加しました」と説明している。

そして2021年第3Qに関して、コインベースは「7月は、暗号資産の価格および暗号資産のボラティリティが第2Qに比べて大幅に低下したため、リテールMTUは630万、総取引量は570億ドルとなりました。

8月の累計では、リテールMTUおよび取引量のレベルは7月のレベルと比較してわずかに改善していますが、年初に比べると依然として低いレベルです。その結果、第3QのリテールMTUおよび総取引量は、第2Qに比べて減少すると考えています」と説明している。

参考:コインベース
images:iStocks/simpson33
デザイン:人本寿和

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

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