イーサリアムの大型アップグレード「ロンドン」完了、ETHの焼却進む

イーサリアムの大型アップグレード「ロンドン」完了

イーサリアム(Ethereum)の大型アップグレード(ハードフォーク)である「ロンドン」が、日本時間8月5日21時33分に完了した。予定通りブロック高12,965,000に到達した時点にてメインネットにてアクティベートされた。

今回のアップグレードでは、今までの手数料(GAS代)モデルが「base fee(ベースフィー)」と「priority fee(プライオリティフィー)」に変更される。

「ベースフィー」の導入により手数料が固定となるが、マイナーの報酬にはならずバーン(焼却)されるようになった。マイナーにはトランザクションフィーとして「プライオリティーフィー」のみが支払われる。

このバーンの対象となるETHはアップグレード後約14時間(記事執筆時点8月6日11:00時点)で3,300ETHを越えており、およそ1分あたり2.33ETH(約73万円)のペースでバーンが行われている。

バーンのリアルタイムの動きはこちらのサイトで確認できます。

なお今回の「ロンドン」アップグレードについての詳細はこちら

おすすめ記事:【解説】明日予定のイーサリアム大型アップグレード「ロンドン」で何が変わる?

【解説】明日予定のイーサリアム大型アップグレード「ロンドン」で何が変わる?

参考:https://etherchain.org/burn
デザイン:一本寿和
images:iStocks/SiberianArt・artacet

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【4/19話題】アプトスラボが金融機関向けプラットフォーム「Aptos Ascend」構築へ、バイナンスが違約金支払いインド再参入かなど

アプトスラボ、マイクロソフト・SKテレコム・ボスコンらと提携。金融機関向けプラットフォーム「Aptos Ascend」構築へ、バイナンス、約3億円の違約金を支払いインド再参入か=報道、バイナンスがドバイでVASPライセンス取得、個人投資家にもサービス提供可能に、バイナンス、トークンローンチプラットフォーム「Megadrop」公開。「BounceBit(BB)」取扱へ、イーサリアムのモバイルOS開発「ethOS」、web3スマホ「ethOS phone」発売開始、米クラーケン、独自開発のセルフカストディウォレット「Kraken Wallet」リリース、OKX、レイヤー2ブロックチェーン「X Layer」ローンチ