ポルシェ、NFTをオークションにて販売

ポルシェ、NFTをオークションにて販売

ドイツの高級車メーカーであるポルシェ(Porsche A.G. )が、NFT化した車両の限定デザインスケッチをオークションにて販売することを8月2日発表した。

このNFTの販売はNFTマーケットプレイスのSuperRare(スーパーレア)にて8月2日から6日までの期間にて競売にかけられるという。

また今回の販売収益の全額は非営利団体「Viva con Agua」に寄付され、ウガンダや南アフリカにて清潔な飲料水、衛生設備、衛生へのアクセスの提供に利用されるようだ。

リリースによるとポルシェはブロックチェーンスタートアップのファンゾーン(Fanzone)と共同でプロジェクトに取り組んでいるとのこと。

ファンゾーンはポルシェの子会社であるポルシェ・デジタル(Porsche Digital GmbH)のビジネスユニットであるForward31が6月に設立した企業で、NFTデジタルカードを収集・交換するゲームプラットフォームを運営しているとのことだ。

関連ニュース

ポルシェ関連会社、NFTマーケットプレイスをローンチ

参考:ポルシェ
デザイン:一本寿和

images:iStocks/SusanaValera

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

米DTCC子会社DTC、SECからノーアクションレター取得。規制下のトークン化サービス検証へ

米国の金融市場インフラを担うデポジトリー・トラスト・アンド・クリアリング・コーポレーション(Depository Trust & Clearing Corporation:DTCC)が、子会社であるデポジトリー・トラスト・カンパニー(Depository Trust Company:DTC)について、米証券取引委員会(SEC)の取引市場部門スタッフからノーアクションレターを取得したと12月11日に発表した

スーパーステートがトークン化株式の直接発行プログラム公開、ソラナとイーサリアムに対応

金融テクノロジー企業のスーパーステート(Superstate)は、イーサリアム(Ethereum)とソラナ(Solana)のブロックチェーン上でトークン化された株式を、米SEC(証券取引委員会)登録の公開企業(上場企業を含む)が直接発行できる新プログラム「ダイレクト・イシュアンス・プログラム(Direct Issuance Programs)」を12月10日に発表した