ダラス交響楽団、オーケストラのNFT販売

ダラス交響楽団、オーケストラのNFT販売

米オーケストラのダラス交響楽団(Dallas Symphony Orchestra)がNFTの販売を7月29日開始した。販売されるNFTマーケットプレイスはラリブル(Rarible)だ。

ダラス交響楽団は2022年9月よりNHK交響楽団の首席指揮者に就任するファビオ・ルイージ(Fabio Luisi)氏が音楽監督を務めるオーケストラだ(ルイージ氏の音楽監督の任期は2029年までの予定)。

今回販売されるNFTは同楽団の本拠地であるモートン・マイヤーソン・シンフォニー・センターでルイージ氏が指揮した演奏を映像化したもので、新型コロナウィルス感染症の影響により2020年3月より営業を停止して以来の2021年5月に演奏した際のものであるとのことだ。

出品されているNFTは全部で3種類あり、それぞれによって実物のコンサートチケットやルイージ氏のインタビュー動画などが特典となっている。

1個限定で販売されているVIP版のNFTについては2022年初頭にニューヨークで開催される「DSO and Musicians of the Metropolitan Opera Reunion Concert」でのVIP体験として、米国内の他都市への往復航空券、2泊分のホテル、アーティストとのディナー、コンサートチケット2枚を含む特典も用意されている。VIPについては初回入札価格50,000ドル(約549万円)でのオークション形式の販売となる。

参考:ラリブル
デザイン:一本寿和
images:iStocks/artisteer

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【9/25話題】JPYCとスラッシュが業務提携、コインベースのビットコイン保有量の特定など

日本円ステーブルコイン「JPYC」と暗号資産決済「Slash」が業務提携、米コインベースのビットコイン(BTC)保有量が特定、事業体で最大数に、バイビット、英国でのサービス停止へ、欧州デジタル資産運用のコインシェアーズ、米投資家向けにヘッジファンド部門を新設、米コインベース、FTXヨーロッパの買収を2度検討か=報道、豪州証券取引委員会、クラーケンの現地プロバイダーを提訴へ、web3決済インフラ「トランサック」がパンケーキスワップに統合、オンランプ可能に、クシム、Zaif親会社のカイカエクスチェンジHDと経営統合へ、英規制当局、企業のマーケティング規制への準拠状況を公開、非対応の未登録暗号資産企業に懸念も