露デジタルルーブル、テスト開始に向け12の銀行でグループ結成

露デジタルルーブル、テスト開始に向けグループ結成

ロシアの中央銀行であるロシア連邦中央銀行が、同国の中央銀行デジタル通貨(CBDC)であるデジタルルーブルのテスト開始に向け、パイロットグループを結成したことを6月29日発表した。

このグループはパイロットプロジェクトへの参加を希望し、関連書類を提出した12の銀行によって構成されているとのこと。

リリースによると今年12月にはプラットフォームのプロトタイプの開発を完了し、来年1月にはデジタルルーブルのテストを開始する予定であるとのこと。テストは1年をかけ段階を分けて行われる。そのテストの結果をもってデジタルルーブル導入のロードマップが作成されるとのことだ。

なお第一段階のテストではデジタルルーブルの発行が行われるとのこと。さらに操作テストやパイロットプロジェクトに新たな参加者を追加する予定もあるとのことだ。

デジタルルーブルプロジェクトの目的は、家計や企業にとっての支払いや送金の利便性を向上させ、そのコストを削減するために、新しい決済インフラを構築することとされている。

ロシア連邦中央銀行の第一副総裁であるオルガ・スコロボガトワ(Olga Skorobogatova)氏は「利便性を高めるためには、ルーブルの形態と新しい形態との間のシームレスな移行を保証する必要があります。そのためには、パイロットプロジェクトのすべての段階で市場参加者と協力することが非常に重要です。この協力関係を組織するために、私たちは早急に第一次パイロットグループの銀行を結成し、銀行が技術的にもシステムやプロセスを準備するための十分な時間を確保しました」とパイロットグループ結成の理由をリリースにて説明している。

なおロシア連邦中央銀行のアレクセイ・ザボトキン(Alexei Zabotkin)副総裁とスコロボガトワ第一副総裁は、現在のデジタルルーブルのスケジュールに基づくと、2023年にローンチが可能であることを今年4月に明らかにしている。

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参考:ロシア連邦中央銀行
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio・ArtemSam

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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