チェイナリシスが約120億円調達、企業評価額は約4,400億円に

チェイナリシスが約120億円調達、企業評価額は約4,400億円に

米ブロックチェーンツール開発企業チェイナリシス(Chainalysis)がシリーズEラウンドで約120億円(1億ドル)の資金調達を行なったことを6月24日に発表した。企業評価額は約4,400億円(42億ドル)となった。チェイナリシスは、ブロックチェーン上の暗号資産取引を追跡してクラスタ化し、考えられるリスクや脅威となる行為者を特定するソフトウェアを提供している企業だ。

リード投資家はCoatueで、その他Benchmark、Accel、Addition、Dragoneer、Durable Capital Partners、9Yards Capital、Altimeter、Blackstone、GIC、Pictet、Sequoia Heritage、SVB CapitalなどもシリーズEラウンドに参加した。

調達した資金はグローバルなインテリジェンスツールを開発しデータの優位性を深めることやソフトウェア開発・リサーチおよびAPI連携を進めることに活かしてくとのことだ。

またチェイナリシスは新しいメンバーを迎えたことも発表した。新メンバーは弁護士やFBIでの20年のキャリアを持つ人物などだ。

参考:チェイナリシス
デザイン:一本寿和
images:iStocks/yucelyilmaz・BadBrother

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

合わせて読みたい記事

スーパーステートがトークン化株式の直接発行プログラム公開、ソラナとイーサリアムに対応

金融テクノロジー企業のスーパーステート(Superstate)は、イーサリアム(Ethereum)とソラナ(Solana)のブロックチェーン上でトークン化された株式を、米SEC(証券取引委員会)登録の公開企業(上場企業を含む)が直接発行できる新プログラム「ダイレクト・イシュアンス・プログラム(Direct Issuance Programs)」を12月10日に発表した