露ノリリスク・ニッケル、銅とニッケルを裏付けにしたETCのトークン発行

ノリリスク・ニッケル、銅とニッケルを裏付けにしたETCのトークン発行

ロシアの非鉄金属生産企業ノリリスク・ニッケル(Nornickel)が、ニッケルと銅を裏付けた上場商品(ETC)の提供を6月17日発表した。このETCはブロックチェーン上に情報が記録されており、購入者にETCと紐づいたトークンが付与される仕組みとなっている。

このETCはノリリスク・ニッケルが設立したグローバル・パラジウム・ファンド(GPF)によってロンドン証券取引所とイタリア証券取引所に上場したとのこと。

ETCの情報をブロックチェーンに記録することで投資家のセキュリティを強化するという。ブロックチェーンにはIBMが開発を主導するエンタープライズ向けブロックチェーンであるHyperledger Fabric(ハイパーレジャーファブリック)が採用されているとのことだ。

GPFでは今年初めににイタリア証券取引所にて金、銀、プラチナ、パラジウムのETCを販売している。

参考:NornickelCoindesk
デザイン:一本寿和
images:iStocks/RHJ

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【7/26話題】メタプラネットが「Bitcoin Magazine Japan」の独占運営権、ビットフライヤーがFTX Japanの買収完了など(音声ニュース)

メタプラネット、「Bitcoin Magazine」日本版の独占ライセンス取得、SBI、フランクリン・テンプルトンと日本での共同出資会社設立を正式発表、ビットフライヤー、FTX Japanの買収完了、「Jito」、ステーキングプラットフォーム「ジトリステーキング」のコード公開、英FCAがコインベース傘下のCBPLに強制執行、約450万ドルの罰金課す、米ジャージーシティ、年金基金をビットコインETFに投資へ、マイニングの米マラソンデジタルが1億ドル相当のビットコイン購入、完全HODL戦略を採用、クロスチェーンプロトコル「deBridge」、ガバナンストークンDBR発行へ

Sponsored

【7/25話題】SBIが「ビットコイン現物ETF」取り扱い準備か、DEAと東京電力らがDePINの「ピクトレ」を東京で実証試験へなど(音声ニュース)

SBIがビットコイン現物ETF取り扱い準備か=報道、DEAと東京電力らがDePINコンテンツ「ピクトレ」、東京都の3区で実証試験へ、京東コインリンク科技、香港ドルにペッグのステーブルコイン発行予定と発表、フェラーリが暗号資産決済システムを欧州にも拡大、米国での導入に続き、NTTデジタルとマツモト、卒業アルバムにブロックチェーン活用へ、タイ、デジタル資産配布の登録受付を8月1日から開始。デジタルウォレット政策一環で、農産業のRWAマーケットプレイス「Agridex」、ソラナ上で初の農業取引を決済=報道