MCH、クリプトゲームスらから資金調達

MCH、クリプトゲームスらから資金調達

MCH株式会社がブロックチェーンゲーム・NFTサービス開発のCryptoGames(クリプトゲームス)株式会社ほか1社よりシリーズAラウンドでの資金調達を完了したことを6月15日発表した。なお資金額については公表されていない。

MCH株式会社はブロックチェーンゲーム「My Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ:マイクリ)」を運営するdouble jump.tokyo(ダブルジャンプトウキョウ:DJT)株式会社が今年1月に設立した新会社。DJTのガバナンストークン「MCH Coin」(ERC-20規格のファンジブルトークン)の更なるエコシステムの拡大、及び暗号資産(仮想通貨)取引所への上場に挑戦するための海外法人設立へ向け新設された会社である。

リリースによると今回の資金調達はMCH Coinによるトークン資金調達となっており、販売、交換、またはその他の処分行為を行わないロックアップの誓約をしているとのこと。「トークン上場日かつ付与日から1年経過日、または付与日から2年経過日の早い日までの間」がロックアップの誓約となっている。

なおクリプトゲームスにおいてのMCH Coinの取り扱いに関して、分散型取引所(DEX)での流動性提供および解除はロックアップ対象外とされており、同社からのMCH Coinの販売、交換などの行為は分散型取引所においても行われないとのこと。これにより売り圧なく、ユーザーに対し流動性提供することが狙いとなっているとのことだ。

また現在行っているイーサリアムチェーンでのUniswap向けの流動性提供報酬についてPolygonチェーン側では予定されていないという。こちらについてもクリプトゲームスがユーザーより有利な条件でMCH Coinを得られることがないような配慮となっているとのことだ。 

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ブロックチェーンゲーム「My Crypto Heroes」運営のdouble jump.tokyoが「MCH Coin」の取引所上場に向け新会社を設立 

参考:MCH
デザイン:一本寿和
images:iStocks/BadBrother

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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