エルサルバドル大統領、ビットコイン法案を国会へ提出

エルサルバドル大統領、ビットコイン法案を国会へ提出

エルサルバドルのネイブ・ブケレ(Nayib Bukele)大統領がビットコインを法定通貨として規制する法案を同国の国会に提出したことを自身のツイートにて6月8日に発表した。

https://twitter.com/nayibbukele/status/1402446890466217985?s=20

今回提出された法案の条文には「1.ビットコインが税金の支払いに使用できること、2.ビットコインをキャピタルゲイン税の対象外とすること、3.ビットコインの参照価格は米ドル表記にすること」が記載されている。

また法案では、経済主体は財やサービスを取得する人からビットコインを提示された場合、支払いとして受け入れなければならないと義務付けられている。

そして民間企業の行動を害することなく、国はユーザーがビットコインで取引を行い希望すればビットコインから米ドルへ自動的かつ即時に変換できるような代替手段を提供することも法案に記載されている。

関連ニュース

中央アメリカの小国エルサルバドル、ビットコインを法定通貨として採用か

参考:ツイート
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Pict-Rider・Duminda-Cooray

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

合わせて読みたい記事

【12/16話題】SBIとスターテイルの円ステーブルコイン開発、リップルRLUSDのイーサL2対応、メタマスクのBTCサポートなど(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

ビットワイズ、「ハイパーリキッド(HYPE)」現物ETFをSECに再申請、ステーキング対応を明記

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ・アセット・マネジメント(Bitwise Asset Management:以下、ビットワイズ)が、暗号資産ハイパーリキッド(HYPE)の現物ETF(上場投資信託)の登録届出書「S-1申請書(Form S-1)」の修正版を、米SEC(証券取引委員会)へ12月15日付で提出した

JPモルガン、初のトークン化MMF「MONY」をイーサリアム上で提供開始

米金融大手JPモルガンの資産運用部門であるJPモルガン・アセット・マネジメント(J.P. Morgan Asset Management)が、同社初となるトークン化マネー・マーケット・ファンド「マイ・オンチェーン・ネット・イールド・ファンド(My OnChain Net Yield Fund:MONY)」の提供を開始したと12月15日に発表した