英国にて初のビットコインETP開始

英国にて初のビットコインETP開始

デジタル資産担保証券の専門プロバイダーである英ETC Group (ETCグループ)が、ロンドンで2番目に大きい証券取引所のアクイス・エクスチェンジ(Aquis Exchange)のMTF(多国間取引所)にて、ETCグループ提供の暗号資産ビットコインのETPが取り扱い開始することを6月1日発表した。

なお英国の市場及び欧州のMTFにおいて暗号資産に関連するETPが取引可能になるのは初の事例だ。

ETPとは上場取引型金融商品(Exchange Traded Products)の略称で、ETF(上場投資信託)、ETN(上場投資証券)、ETC(上場投資コモディティ)などの上場している金融商品の総称のこと。

リリースによるとETCグループは、同社のビットコインETC(BTCetc)「ETC Group Physical Bitcoin (BTCE)」を2020年6月にドイツ証券取引所の電子取引プラットフォームであるクセトラ(Xetra)にて世界初の集中清算型ビットコインETPとして上場させ、2021年1月にはスイス証券取引所(SIX Swiss Exchange)に上場させていた。

また6月1日よりETCグループは「BTCE」とイーサリアムETF(ETHetc)の「ETC Group Physical Ethereum (ZETH)」をパリおよびアムステルダムの大手証券取引所ユーロネクストに上場させている。

今回英国にて上場する「BTCE」は、6月7日よりGBP(英ポンド)、CHF(スイスフラン)、Euro(ユーロ)、USD(米ドル)にて取引が行われる。なお取引のクリアリング(清算)についてはスイス証券取引所傘下のSIX x-clearが担当するとのことだ。

またETCグループは今回の上場にあたりアクイスを選択したのは、英国とフランスに拠点を持ち、欧州の15市場で1,700以上の証券を取引する欧州最大級の規制対象取引所(取引額ベース)であることと説明している。

参考:ETC Group6/1ETC Group6/2
デザイン:一本寿和
images:iStock/NatanaelGinting・LongQuattro

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

エプスタイン、2014年にコインベースへ約3Mドル出資。暗号資産業界とのつながりも米司法省公開文書で判明

米国で未成年者の性的人身売買などの罪で起訴され、2019年に収監中に死亡した金融実業家ジェフリー・エプスタイン(Jeffrey Epstein)氏が、2014年に暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)に約300万ドル(約4.6億円)を投資していたことが明らかになった

メタマスク、米国株・ETF連動トークンを直接提供へ。オンドと統合で

暗号資産(仮想通貨)ウォレット「メタマスク(MetaMask)」を開発するコンセンシス(Consensys)が、トークン化RWA(現実資産)プラットフォームを展開するオンド・ファイナンス(Ondo Finance)と統合し、トークン化された米国株、ETF、コモディティをメタマスク上で直接提供すると2月3日に発表した