ポルトガルのプロサッカークラブのUDオリヴェイレンセ、「FiNANCiE」でクラブトークン発行

UDオリヴェイレンセ、「FiNANCiE」でクラブトークン発行

株式会社フィナンシェが、同社提供のブロックチェーン技術を利用した次世代クラウドファンディングサービス「FiNANCiE(フィナンシェ)」において、ポルトガルのプロサッカークラブ、UDオリヴェイレンセのクラブトークンの発行と販売の開始を6月2日発表した。

UDオリヴェイレンセはポルトガル3部リーグ(2021-2022シーズン)に所属するプロサッカークラブで、欧州クラブでありながら、現地で複数名の日本人選手やスタッフが活躍しており日本企業が経営を行っているとのこと。2019年12月13日に日本企業「株式会社ナッツアンドアバウト」がクラブ株式の70%を買収して経営権を取得しており、DMM.comによるシント=トロイデンVVの買収と経営にも関わった山形伸之氏が社長を務めている。またサッカーの他にホッケーとバスケットボールのチームも擁している地域スポーツクラブでもあるとのことだ。

リリースによると今回のクラブトークンの販売売上は、主にUDオリヴェイレンセのクラブ運営、強化費用に利用する他、同クラブが日本人にとっての「欧州への入り口」となり、様々な違いに適応しながら大きな舞台へステップアップしていける環境を提供するための取り組みに対しても利用する予定としている。

なおクラブトークン購入者については、クラブの投票企画への参加や、参加型イベントへの招待、特典抽選への応募などの権利が得られる。

ファンディング実施期間は6月3日15:00~7月20日14:59の予定となっている。

参考:FiNANCiE

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【12/15話題】リップルやサークルらが連邦信託銀行の条件付承認、SECの個人投資家向け暗号資産カストディ解説資料など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

米DTCC子会社DTC、SECからノーアクションレター取得。規制下のトークン化サービス検証へ

米国の金融市場インフラを担うデポジトリー・トラスト・アンド・クリアリング・コーポレーション(Depository Trust & Clearing Corporation:DTCC)が、子会社であるデポジトリー・トラスト・カンパニー(Depository Trust Company:DTC)について、米証券取引委員会(SEC)の取引市場部門スタッフからノーアクションレターを取得したと12月11日に発表した