GMOトラスト、GYEN取引停止について現状を報告

GMOトラスト、GYEN取引停止について現状を報告

GMOインターネット株式会社の連結会社で米国の現地法人であるGMO-Z.com Trust Company(GMOトラスト)が、同社発行のステーブルコインGYENの取引停止に関する現在の状況を5月21日発表した。

GYENはGMOトラストが発行する日本円にペッグしたステーブルコインだ。GYENは5月12日午前7:00(世界協定時間)より大手暗号資産取引所バイナンス(Binance)にて取引開始をしたが、「GYENの価格の流動性の不足と異常なボラティリティ」を理由に5月12日午前11:15(世界協定時間)に取引を停止。その後取引停止の状況が続いている。

リリースによるとGMOトラストはバイナンスと協力して、将来的に同様の取引停止が起こらないようにするための対策を講じているとのこと。またGYENに対する需要を常に満たすことができるよう、市場のパートナーと緊密に協力しているとした。

編集部のコメント

GYENローンチの際のリリースによるとGYENは(1)価格の安定性(2)流動性の高さ(3)イーサリアム技術の採用、以上3つを特徴としているとのことです。価値の裏付となる資産の証明は、独立した監査法人による監査レポートを通じて毎月開示するほか、セキュリティと透明性はGMO Trustが直接「GYEN」の発行・換金を行うため、手数料を抑えながら向上が図れるとのことです。

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参考:GMOトラスト

(images:iStocks/Dmytro-Rohovyi)

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あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

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