ビットゲット、GMO傘下のタイ認可取引所を買収へ

Bitgetがタイでの取引プラットフォーム提供を計画

暗号資産(仮想通貨)取引所ビットゲット(Bitget)が、タイで認可を受けた取引所・ブローカー運営企業「GMO-Z.comクリプトノミクス(GMO-Z.com Cryptonomics (Thailand))」の買収計画を10月20日に発表した。

買収対象企業は、バンコクを拠点とするGMOインターネットの連結子会社だ。同社は暗号資産取引所「Z.com EX」を運営しており、2021年2月22日にサービスを開始した。タイ証券取引委員会(SEC)の認可事業者一覧にも、デジタル資産取引所とブローカーの両区分で掲載されている。

今回の買収は、ビットゲットが出資するタイ企業「BTGTマネジメント(BTGT Management (Thailand))」を通じて行う。GMOインターネットなどの既存株主が保有する株式は、買収完了時にBTGTマネジメントまたは同社が指定する法人へ移転する予定だ。

買収完了には、規制当局の承認などの条件を満たす必要がある。ビットゲットは、買収完了と支配権変更に必要な当局承認を経て、タイの利用者に自社の取引プラットフォームを提供する方針だ。買収対象企業が持つ現地市場の知識や運営経験を活用し、タイの規制に沿った現地取引所の運営を目指すという。

ビットゲットは、東南アジアで事業拡大の機会を検討していると説明している。同地域では、規制の枠組みが整備される中、デジタル金融サービスへの需要が拡大しているとの見方を示した。

一方、売り手のGMOインターネットは9月24日、同社とタイ持株子会社が保有するGMO-Z.comクリプトノミクスの全株式を譲渡すると公表していた。両社の保有比率は、それぞれ49.00%と50.94%で、譲渡対象は合計99.94%に相当する。

GMO側の開示では、株式譲渡の実行日は10月31日を予定している。取引プラットフォームの提供開始日は、今回のビットゲットの発表では示されていない。

GMOインターネットは、譲渡先の意向により譲渡価額を非開示としている。なお、GMO側の開示では譲渡先としてBTGTマネジメント側を記載していたが、ビットゲットの名称は示されていなかった。

譲渡価額は、譲渡先の意向により非開示としている。なお、GMO側の開示では譲渡先としてBTGTマネジメント側を記載していたが、ビットゲットの名称は示されていなかった。

GMOインターネットは今年3月、事業ポートフォリオの見直しとタイのデジタル資産市場の環境を踏まえ、同国のデジタル資産事業から撤退する方針を公表していた。今回の株式譲渡による2026年12月期の連結業績への影響は、軽微と判断している。

参考:ビットゲット・GMOインターネット
画像:PIXTA

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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