バンカ・セラ、伊銀行で初の暗号資産サービス提供可能に。MiCA通知手続き完了で

Banca Sellaが暗号資産サービス提供へ

伊銀行バンカ・セラ(Banca Sella)が、暗号資産(仮想通貨)サービスを提供可能になったイタリア初の銀行になったと5月27日に発表した。

バンカ・セラは、欧州連合(EU)の暗号資産市場規則(MiCA/MiCAR:Markets in Crypto-Assets Regulation)に基づき、暗号資産サービスの提供に関する通知手続きを中央銀行であるイタリア銀行に対して完了したとのこと。

同行は今年中に、暗号資産のカストディ(保管)、送付、受領に対応するソリューションを、特定の顧客層向けに提供する予定だという。

同行のデジタルバンキング担当マネージングディレクターのアンドレア・テッセラ(Andrea Tessera)氏は、同行による暗号資産のカストディ・移転サービスの提供について、「規制要件を遵守しながら信頼性と安定性を確保し、将来的に決済やトークン化などの分野へ展開するための基盤になる」と発表にて説明した。

同行は、2022年にイタリア銀行のフィンテック拠点「ミラノハブ(Fintech Milano Hub)」が推進した分散型台帳技術(DLT)の実証に参加したことを起点に、DLT・暗号資産分野での取り組みを進めてきたという。

同行は内部にDLT・暗号資産の専門チームを設けたほか、欧州37行が参加するコンソーシアムであるキバリス(Qivalis)の創設メンバーにも名を連ねている。キバリスは規制当局の承認を前提に、ユーロ建てステーブルコインの発行を今年後半に計画している。

参考:バンカセラ
画像:PIXTA

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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