イーサリアム財団、1万ETHをOTCでビットマインに売却

イーサリアム財団がビットマインに1万ETH売却

イーサリアム財団(Ethereum Foundation)が、ビットマインイマージョンテクノロジーズ(BitMine Immersion Technologies:以下、ビットマイン)に対する、OTC(店頭)取引での1万ETH売却を、日本時間5月2日に発表した。

今回の平均売却価格は1ETHあたり2,292.15ドル(約36万円)。売却総額は約2,292万ドル(約36億円)になるとみられる。イーサリアム財団のセーフ(Safe)マルチシグウォレットから取引実行された。

なおOTC取引とは、公開取引所の板を介さず、売り手と買い手が相対で取引する売買形式を指す。暗号資産の大口取引では、市場価格への影響やスリッページを抑える目的で利用される。

同財団によると、今回の売却によって得られた資金は、プロトコル研究開発(R&D)、エコシステム開発、コミュニティ助成金の資金提供などを含む同財団の中核的な運営および活動に充てられるという。また今回の取引は、同財団が公開しているトレジャリーポリシーに基づく継続的な財務管理活動の一環だと説明されている。

また同財団は、この取引について、公開しているトレジャリーポリシーに基づく継続的な財務管理活動の一環であると説明している。

なお、イーサリアム財団は4月24日にも、同様にOTC(店頭)取引での1万ETH売却を発表しており、今回の取引も継続的な財務管理活動の一環とみられる。

今回の取引相手であるビットマインイマージョンテクノロジーズは、ETHの大口保有企業として知られる。同社は4月27日、直近1週間で10万1,901ETHを追加購入したと発表している。4月26日時点での同社のETH保有量は507万8,386ETHで、ETH総供給量の約4.21%に相当するという。なお同社はその後、5月4日の発表で、5月3日時点のETH保有量が518万131ETHとなり、ETH総供給量の約4.29%に達したと公表している。

 

画像:PIXTA

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渡邉洋輔

「あたらしい経済」編集部 記者
ブロックチェーンおよびデジタル資産分野を専門とし情報発信を行っている。オンチェーンデータや流動性構造など、市場設計の観点からのリサーチにも取り組んでいる。

「あたらしい経済」編集部 記者
ブロックチェーンおよびデジタル資産分野を専門とし情報発信を行っている。オンチェーンデータや流動性構造など、市場設計の観点からのリサーチにも取り組んでいる。

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