WIZE(旧モブキャスト)がジュピター活用でSOL運用
東証グロース上場のワイズ(WIZE、旧モブキャストホールディングス)が、ジュピター(Jupiter)提供の「Jupiter Native Stake Lend」機能を活用し、保有する暗号資産(仮想通貨)ソラナ(SOL)の運用利回り向上を目指す検証を開始する。ワイズが4月30日に発表した。
ジュピターは、ソラナ上でDEX(分散型取引所)アグリゲーターなどを展開するプロジェクト。ジュピターはソラナ上のDEX取引活動の約90%を占め、累計取引高は2兆ドル(321.2兆円)を超えている。さらに2025年時点でアクティブウォレット数は約4,300に達している。
今回ワイズが採用したJupiter Native Stake Lendは、ジュピターが今年2月に提供開始した新機能。同機能により、保有SOLのバリデータへの預け入れによるステーキング報酬獲得や、そのSOLの担保利用によるジュピターでのSOL借り入れ、そして借り入れたSOLをさらにバリデータへ預け入れることでのステーキング報酬獲得が可能となる。
これにより、従来では保有しているSOLからのみ得られるステーキング報酬が、借り入れたSOLからも獲得可能になる。また保有量以上のSOLが運用できることにより、運用利回りが高められるというわけだ。
なお今回の取り組みは、ワイズの戦略的パートナであるドーンラボ(Dawn Labs)がJupiter Native Stake Lendの対応バリデータに選出されたことを受け、開始されたとのことだ。
現在ワイズの保有SOLは2万4,597.90418781SOLと伝えられている。同保有量には、ステーキングによる報酬として取得したSOLが含まれているという。なお同社のSOL累計取得金額は5億円に到達しているとのこと。
今年3月23日に同社は、テスト運用していたバリデータを「ワイズバリデータ(WIZE Validator)」として本格運用を開始し、保有するSOLの運用を暗号資産取引所から段階的に同バリデータへ移行するとしていた。
そして4月8日にワイズは、ワイズバリデータのシンガポール移設と、同バリデータにおいて、ダブルゼロ(DoubleZero)が推進する DoubleZero Delegation Program(DZDP)のフェーズ2から約24,300SOLの委任を受けたと発表していた。同社が運営するDZDPは、合計13,000,000SOL規模のステークプールを通じて、選定基準を満たしたバリデータにSOLの委任を行っている。
SOLの運用高度化に向けて @JupiterExchange @dawnlabs00 とともに新たな取り組みを開始しました。
— Solana Treasury Info | by WIZE (@SOL_Treasury_go) April 30, 2026
Jupiterの「Native Stake Lend」を活用し、ステーキング報酬に加えた追加運用益の獲得を目指します。
トレジャリー事業の運用体制を、さらにもう一段引き上げてまいります。https://t.co/8bnVYLdtwh
参考:WIZE
画像:PIXTA