イーサジラが航空機エンジン2基をトークン化、認定投資家向けに

航空機エンジンがトークン化

米ナスダック上場企業イーサジラ(ETHZilla)が、航空機エンジン2基を裏付けとするトークン化RWA(現実資産)のローンチを2月12日に発表した。

1月17日付で米証券取引委員会(SEC)に提出された書類によるとイーサジラは、新設の完全子会社イーサジラ・エアロスペース(ETHZilla Aerospace)を通じて、CFM56-7B24航空機エンジン2基と、関連部品、エンジン記録、エンジンスタンド一式を取得。総額1,220万ドル(当時約18.8億円)を現金で支払った。CFM56-7B24は、米国の大手航空機メーカー「ボーイング(Boeing)」の旅客機に搭載されるジェットエンジンだ。

なお同エンジンの購入金額は、同社が保有していたイーサリアムの売却益によって賄われた可能性がある。このことは「あたらしい経済」でも報じている。

今回ローンチされたトークン化航空機エンジンの名称は「ユーラス・エアロ・トークンI(Eurus Aero Token I)」。同トークンは、イーサジラ・エアロスペースを通じてイーサリアム(Ethereum)のレイヤー2プロトコル上でトークン化されたとのこと。なお、トークン化の基盤となったレイヤー2プロトコルの名称は明らかにされていない。

ユーラス・エアロ・トークンIは、航空機エンジンのリース契約に基づく収益権を取引可能なデジタルトークンとして発行されている。同トークンのローンチにより、認定投資家は商用航空機エンジン2基のリース収入に基づく分配を受けられるという。対象のエンジンは米国の大手航空会社にリース中で、同トークンを通じて投資家はこれらのエンジンへの投資機会を得られる。

同トークンの販売価格は1口100ドルで、最低購入単位は10口となっている。リース期間の満了まで保有した場合の目標収益率は約11%とされている。

同トークンは、裏付け資産であるジェットエンジン2基に関するリース契約や保険などで裏付けられているという。これらエンジンのリース期間は2028年まで続くとのこと。同トークンの販売は当面、認定投資家に限定されるという。

またイーサジラは今後、トークン化航空機エンジンと同様のトークン化の仕組みを他の資産クラスにも広げる予定だ。

参考:イーサジラ
画像:PIXTA

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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