バイビットのbbSOL、機関投資家向けソラナLSTとして拡大。米アンカレッジのカストディに対応へ

bbSOLが機関投資家に開放

海外大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイビット(Bybit)が、ステーキング済みソラナ(SOL)トークン「bbSOL」が、米アンカレッジ・デジタル(Anchorage Digital)のカストディ(保管)サービスに対応したと10月30日に発表した。

アンカレッジ・デジタルは、米連邦通貨監督庁(OCC)から認可を受けた初の暗号資産銀行だ。同社は機関投資家向けのカストディおよび決済ソリューション「アンカレッジ・デジタル・バンク(Anchorage Digital Bank)」を運営している。

またbbSOLは、バイビットが提供するソラナのステーキング済み資産でユーザーがSOLのステーキング報酬を得ながらも、資産の流動性を維持できるのが特徴だ。これにより取引所内での売買やDeFi(分散型金融)での運用など、多様なユースケースに対応できる。

今回のアンカレッジ・デジタルのカストディ対応により、bbSOLの保有者は米国の連邦規制下で銀行レベルのセキュリティとコンプライアンス体制のもとで資産を管理できるようになる。これにより、ファンドや資産運用会社などの機関投資家にとっても、ソラナのステーキング利回りへの参入障壁が大幅に下がることになる。

バイビットは、今回の提携を通じてソラナの流動性ステーキング市場における機関投資家の参加拡大を目指しており、規制遵守と透明性を重視したDeFiアクセス手段を提供していく方針を示している。

 

参考:バイビット
画像:PIXTA

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