クラーケンのイーサL2「インク」、独自トークン「INK」エアドロへ

インクの独自トークン「INK」エアドロへ

海外大手暗号資産(仮想通貨)取引所クラーケン(Kraken)が、独自チェーンの「インク(Ink)」および同チェーンのネイティブトークン「INK」を、既存の製品群に導入する計画だと7月24日に発表した。またINKは、クラーケンユーザーおよびインクチェーンのエコシステム参加者へエアドロップされる予定とのことだ。

ただし、同計画およびINKのエアドロップに関する詳細は、クラーケンによるマイルストーンが今後達成された時点で共有されるという。現時点では、INKの配布はクラーケンのエアドロッププログラム「ドロップス(Drops)」を通じて行われることが公式Xより明かされている。

インクは、オプティミズム・スーパーチェーン上に構築されたイーサリアム(Ethereum)のレイヤー2ブロックチェーン。昨年12月にメインネットローンチした。なおINKはインクチェーンとそのエコシステムを管理する独立組織のインク財団(Ink Foundation)の子会社によって発行されるとのことだ。

クラーケンは今回の計画により、オンチェーンプロトコルとインフラを活用した新たなユースケースが生まれるとし、世界中のユーザーへのシームレスなオンチェーン体験と新たな機会の提供を目指すとした。

なおINKのローンチ計画は、インク財団より今年6月に発表されていた。

その際の発表によると同トークンは、「インク」エコシステム全体でのユーザー、プロトコル、開発者の統合を目的としているとのこと。

またINKトークンの最大供給量は10億トークンに固定されており、この上限は永続的でガバナンス投票による変更は不可能だという。またINKトークンはインクチェーンのガバナンスには関与しないとのことだった。

参考:クラーケン
画像:iStocks/wvihrev・olegback

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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