トランプ一族のDeFiプロジェクトがETH、LINK、AAVEを大量購入。値動きに影響も

DeFi銘柄LINKとAAVEを大量購入

次期米大統領ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏とその家族が関わる暗号資産(仮想通貨)プロジェクト「ワールド・リバティ・ファイナンシャル(World Liberty Financial:WLF)」が、DeFi銘柄を含む複数の暗号資産銘柄を12月12日大量購入した。イーサスキャン(Etherscan)から確認できる。

WLFが購入した銘柄はイーサリアム(ETH)、チェーンリンク(LINK)、アーベ(AAVE)。

具体的には、1,000万ドル相当の2,631ETHが平均3,801ドルで購入された他、チェーンリンクについては100万ドル相当の41,335LINKを平均24.2ドル、アーベについては100万ドル相当の3,357AAVEが平均297.8ドルで購入された。

この大量購入は各暗号資産の価格動向にも大きな影響を与えた。イーサリアムの価格は7%上昇。アーベは33%以上、チェーンリンクは20%以上の上昇を見せた。

WLFへは中国の暗号資産関連の起業家で、トロンブロックチェーン(TRON Blockchain)の創設者であるジャスティン・サン(Justin Sun)氏が最近3,000万ドル(約46億円)の支援を行ったことも記憶に新しい。

サン氏は3,000 万ドル相当となるWLFの独自トークン「WLFI」を購入。サン氏はトランプ政権への期待を口にしており、WLFプロジェクトにアドバイザーとしても参画している。

またWLFは11月14日、オンチェーンデータとクロスチェーン相互運用性の標準としてチェーンリンクを採用していた。

参考:イーサスキャンコインマーケットキャップ
画像:iStock/Максим-Ивасюк・Thinkhubstudio

関連ニュース

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

シタデル・セキュリティーズ、トークン化証券とDeFiに取引所・証券会社規制の適用を提言。業界側から反発の声も

米大手マーケットメイカーのシタデル・セキュリティーズ(Citadel Securities)が、トークン化された米国株式を取り扱うDeFi(分散型金融)プロトコルに対しても、取引所およびブローカー・ディーラーとしての規制を適用すべきだとする意見書を米証券取引委員会(SEC)に12月2日に提出した

【12/4話題】イーサリアムのFusakaがメインネット実装完了、MUFGとプログマが日本初のトークン化投資信託を開発へなど(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored