トランプ一族のDeFi「WLF」をトロン創設者ジャスティン・サンが支援、3000万ドル投資

ジャスティン・サンが3000万ドル相当の「WLFI」を購入

中国の暗号資産(仮想通貨)関連の起業家で、トロンブロックチェーン(TRON Blockchain)の創設者であるジャスティン・サン(Justin Sun)氏が、次期米大統領ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏とその家族が関わる暗号資産(仮想通貨)プロジェクト「ワールド・リバティ・ファイナンシャル(World Liberty Financial:WLF)」に3,000 万ドル(約46億円)の投資を行い、同プロジェクトを後押ししている。サン氏が自身のXにて11月26日報告した。

サン氏は、3,000 万ドル相当の「WLFI」を購入したとみられる。なお「WLFI」は、「WLF」の独自トークンだ。

サン氏は「私たちは、ワールド・リバティ・ファイナンシャルの最大投資家として3,000 万ドルを投資できることを嬉しく思う」とし、「米国はブロックチェーンの中心地になりつつあり、ビットコインはトランプ氏に貸しがある。TRON は、アメリカを再び偉大にし、イノベーションをリードすることに尽力している。さあ、始めよう!」と述べている。

サン氏は、トランプ氏の選挙戦での勝利がビットコインの価格上昇に寄与したと見ているようだ。

「WLF」は「WLFI」の一般販売を10月15日開始したが、出だしは不調であった。

米コインデスク(CoinDesk)によれば、10月15日12時40分(UTC)に開始された「WLFI」の一般販売は、開始直後に何度も停止したことが報告された。

またザ・ブロック(The Block)によれば、「WLFI」の初日の売り上げは約915万ドル(約13億円)程度にとどまった。

なお最初の1時間で「WLF」が500万ドル(約7.4億円)を調達したことを暗号資産関連ニュースのBDニュースが報告している。

「WLFI」の一般販売には200億トークンが割り当てられており、トークン価格は1トークンあたり 0.015ドル (約2.24円) の固定価格であるため、資金調達目標は3億ドル(約448億円)となる。

記事執筆時点(2024年11月26日13:40)では34億9000万トークンが販売されており、165億700万トークンが残っている状況だ。

参考:WLF
画像:iStock/BadBrother

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