米マイクロストラテジー、社債販売の収益でビットコイン追加購入。合計保有数20万5000BTCに

マイクロストラテジーがBTC追加購入

企業としてビットコイン(BTC)の購入を積極的に進めている米ナスダック上場企業マイクロストラテジー(MicroStrategy)が、新たにBTCを追加購入したことを3月11日発表した。

今回マイクロストラテジーは、2月26日から3月10日までの間に約12,000BTCを約8億2,170万ドル(約1,210億円)で購入。手数料と経費を含む1BTCあたりの取得額は約68,477ドル(約1,010万円)となっている。

なお同社が前回BTCを追加購入したのは先月2月15日から2月25日。約3,000BTCを約1億5,540万ドル(約233.8億円)で購入していた。

発表によるとマイクロストラテジーでは3月10日現在、合計で205,000BTCを保有しているとのこと。取得額は約69億1,000万ドル(約1.2兆円)となっており、1BTCあたりの取得額は33,706ドル(約496.7万円)とのことだ。

マイクロストラテジーは3月5日、ビットコインへの更なる投資のため、転換社債を総額6億ドル(約903億円)にて販売し、その純収入をビットコインの追加取得に使用すると発表していた。

その後、今回の発表にて同社債が人気を博し、元本総額8億ドルにまで拡大したという。

この募集によりマイクロストラテジーは純収益が合計約7億8,200万ドルとなったとのこと。

今回のBTC追加購入には、この収益から得た7億8,110万ドルと余剰現金4,060万ドルが使われたとのことだ。

関連ニュース

参考:マイクロストラテジー
images:iStocks/Pict-Rider・keko-ka

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【5/10話題】ドコモがweb3サービスを海外展開、SBI VCトレードがXRPレジャーのバリデータになど

ドコモがweb3サービスを海外展開か、新会社設立も=報道、SBI VCトレード、「XRPレジャー」のバリデータに、メタプラネットがビットコイン追加購入を報告、合計保有数117.7217BTCに、カナダ当局、バイナンスにマネーロンダリング違反で438万ドルの罰金、バイナンスローンチプール、テレグラムのゲーム内通貨「Notcoin(NOT)」取扱開始へ、バイナンスジャパン、SAND/ETHの取引ペア廃止、米下院、SECの暗号資産会計ルール「SAB121」無効化を決議、ホワイトハウスは法案に拒否の姿勢、バイナンス、VIP顧客「DWF Labs」の市場操作疑惑報道を否定