バイナンスにゲーム特化ブロックチェーンの「Ronin(RON)」上場

バイナンスにRONIN上場へ

大手海外暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、暗号資産ローニン:Ronin(RONIN)の取扱い予定を2月5日発表した。

なおすでに2月5日13:30(世界協定時:日本時間で同日22:30)よりRONIN取り扱いは開始されている。ちなみにティッカーシンボルは本来「RON」であるが、バイナンスの発表で記載されているとおり、同取引所ではRONINとして取り扱うようだ。

またバイナンスでのRONIN取り扱いは、現物取引となる。取引ペアについてはRONIN/BTC、RONIN/USDT、RONIN/FDUSD、RONIN/TRYがサポートされるとのこと。

また入金は既に対応開始しており、出金については2月6日13:30(世界協定時:日本時間で6日22:30)より対応開始するとのことだ。

なおRONINは、バイナンスに上場している他のトークンよりも高いボラティリティと高いリスクをもたらす可能性のあるトークンを表す「シードタグ」が適用されている。

「シードタグ」が適用されているトークンを取引するには、バイナンススポットまたはバイナンスマージンプラットフォームにて90日ごとに出題されるクイズに合格し、利用規約に同意する必要があるとのことだ。

ローニンは、Web3ゲーム用に設計されたEVM互換のブロックチェーン「ローニンネットワーク(Ronin Network)」のネイティブトークンだ。 ・同ネットワークは、元々、人気ブロックチェーンゲーム「アクシーインフィニティ(Axie Infinity)」の専用のサイドチェーンだった。なお「ローニンネットワーク」の開発元は「アクシーインフィニティ」と同じくスカイメイビス(Sky Mavis)が主導している。

「ローニンネットワーク」上には、「アクシーインフィニティ」の他、ポリゴン(Plygon)から移行してきたピクセルズ(Pixels)等のブロックチェーンゲームが稼働している。

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参考:バイナンス
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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