バイナンス、ソラナのオラクルネットワーク「Pyth Network(PYTH)」取扱いへ

バイナンスにPYTH上場へ

大手海外暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、暗号資産ピスネットワーク:Pyth Network(PYTH)の取扱い予定を2月2日発表した。

バイナンスの発表によるとPYTHの取り扱いは、現物取引にて2月2日12:00(世界協定時)より開始される。取引ペアについてはPYTH/BTC、PYTH/USDT、PYTH/FDUSD、PYTH/TRYがサポートされるとのこと。

また入金は既に対応開始しており、出金については2月3日12:00(世界協定時)より対応開始するとのことだ。

なおPYTHは、バイナンスに上場している他のトークンよりも高いボラティリティと高いリスクをもたらす可能性のあるトークンを表す「シードタグ」が適用されている。

「シードタグ」が適用されているトークンを取引するには、バイナンススポットまたはバイナンスマージンプラットフォームにて90日ごとに対応するクイズに合格し、利用規約に同意する必要があるとのことだ。

ピスネットワーク(PYTH)とは

ピスネットワークは、ソラナ(Solana)基盤の分散型オラクルネットワークサービス。正確な市場データをオンチェーンで提供しており、バイナンス(Binance)やオーケーエックス(OKX)、ビットバンク(bitbank)をはじめとした多くのブロックチェーン関連企業が市場データの提供者として協働している。

なお同ネットワークのネイティブトークンPYTHは、昨年11月にユーザーへエアドロップされている。

PYTHは、ソラナのトークン規格であるSPLトークンとして発行されており、同ネットワーク上の担保資産としてやガバナンストークンとして利用されるとのこと。ユーザーは「PYTH」を同ネットワークのステーキングプログラムにロックし、コミュニティのガバナンス提案に投票できる。

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参考:バイナンス
images:iStocks/Ninja-Studio

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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