アニモカブランズ、UAEのゲームスタジオ「Farcana」へ出資

アニモカブランズがUAEのゲームスタジオ「Farcana」へ出資

Animoca Brands(アニモカブランズ)が、アラブ首長国連邦(UAE)拠点のゲームスタートアップであるFarcana(ファルカナ)への戦略的投資を11月27日発表した。なお出資額については非公開のようだ。

アニモカブランズは、香港を拠点にブロックチェーンゲーム開発やNFTおよびメタバース分野への投資を行うユニコーン企業。

またファルカナは、基本プレイ無料の戦略シューティングゲームを提供する企業。MENA(中東・北アフリカ)地域の主要ゲームスタジオになることを目標としている。

同社開発のブロックチェーンゲーム「ファルカナ」は、4対4のゲームプレイ、ユニークなキャラクターの能力、ビットコインの賞金システムが特徴で、ビットコインオーディナルズを導入する予定もあるという。

ドバイで行われた同ゲームの初回公開テストプレイでは、40,000人以上のユーザーを集めたとのこと。現在は11月から12月にかけ、第二回の公開テストプレイを実施しているとのことだ。

なおオーディナルズはビットコインの最小単位である1satoshi(0.00000001BTC)に通し番号をつけ、ひとつのsatoshiに任意のデータを紐づけるプロトコルである。

なおアニモカブランズは今年の第2四半期より、ファルカナのトークンエコノミクスと市場開拓戦略について協力をしていたとのことだ。

今回の調達資金は、ファルカナのゲーム強化およびビットコインエコシステムとの統合に利用されるとのこと。なお同プロジェクトは現在、来年初めのトークンおよびゲームリリースに向けて準備を進めているとのことだ。

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参考:アニモカブランズ
images:iStocks/kurmyshov・LuckyStep48

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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