バイナンス、決済サービス「Binance Connect」終了か

Binance Connect終了か

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、同社提供の決済サービス「バイナンスコネクト(Binance Connect)」を終了するようだ。海外web3メディア各社が8月15日報じた。

「バイナンスコネクト」は元々、「バイフィニティ(Bifinity)」として昨年3月にバイナンスが提供開始した決済サービスだ。このサービスは企業に対し、VISAやMastercardなどの主要な法定通貨の支払い方法を提供する他、50銘柄を超える暗号資産についてもサポートを行っていた。

バイナンスの広報担当者は「バイナンスコネクト」の終了について「バイナンスでは、長期的な戦略に沿った中核的な取り組みに経営資源が集中し続けるよう、定期的に商品やサービスを見直しています」とweb3メディアのコインテレグラフに対して説明している。

またBNBチェーン(BNB Chain)上の分散型取引所(DEX)であるバイスワップ(Biswap)も、「バイナンスコネクトのカード決済サービスが終了した為、8月15日にサービスのサポートを終了しました」と15日にツイートした。

関連ニュース

参考:Biswap
デザイン:一本寿和

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【5/21話題】デジタルカーボンクレジット決済に「JPYC」活用の検討、英判事がクレイグライトは嘘ついたと指摘など

デジタルカーボンクレジット決済に「JPYC」活用の検討開始、三菱UFJ信託・プログマ・KlimaDAO JP・オプテージら、自称ビットコイン発明者クレイグライト、主張裏付けのため繰り返し嘘をついたと英国判事が指摘、国内初、バイナンスジャパンに「サイバーコネクト(CYBER)」上場へ、国内3例目のマスクネットワーク(MASK)も、Gala Gamesがセキュリティインシデント報告、50億GALAが不正発行、イーサリアム「edcon2024 TOKYO」、渋谷区と提携し小委員会設立へ、トレント大教授、ブロックチェーンの耐量子暗号システムへの移行の必要性を指摘、ミームコイン作成・取引の「Pump. Fun」元従業員逮捕、約125億円の損失被害後

トレント大教授、ブロックチェーンの耐量子暗号システムへの移行の必要性を指摘

トレント大学の数学教授であるマッシミリアーノ・サラ(Massimiliano Sala)教授は、量子コンピューターがブロックチェーンのセキュリティに重大な脅威をもたらす可能性があると指摘。今後のブロックチェーン技術について洞察を行った。米フィンテック企業のリップル(Ripple)社の記事コンテンツ「リップルインサイツ(Ripple Insights)」にて5月17日報告されている