アバランチ(AVAX)が米コインベースプロに上場

米コインベースプロにAVAX上場

米暗号資産(仮想通貨)取引所Coinbase(コインベース)が、同社提供の個人トレーダー向けプラットフォームCoinbase Pro(コインベースプロ)にて新たに暗号資産アバランチ:Avalanche (AVAX)の上場を9月30日発表した。

コインベースプロでの新規銘柄の上場は6週連続となる。同プラットフォームで上場した暗号資産は数日中にコインベースでも取り扱いが開始する流れとなっている。今回のAVAXもその対象となるだろう。

なおコインベースプロでのAVAXの取り扱いは流動性条件が満たされ次第、9月30日の午前9:00(太平洋標準時)以降になるとのことだ。

また米コインベースのサービス対象全地域で対応するとのこと(日本は対象外)。コインベースプロでの取引ペアはAVAX-USD、AVAX-USDT、AVAX-EURとなっている。

なお今回のAVAX取り扱いはアバランチのデフォルトのスマートコントラクトチェーンであるContract Chain(C-Chain)のAVAXトークンのみとなっており、Platform Chain(P-Chain)とExchange Chain(X-Chain)のトークンには対応していないとのことだ。

アバランチはAva Labs(アバラボ)開発のブロックチェーンだ。DeFi環境の構築やツール開発が行えるプラットフォームとなっており、2020年9月にメインネットをローンチして以降、アバランチ上にはTether、SushiSwap、Chainlink、Circle、The Graphなどの主要なDeFiプロジェクトを含む270以上の分散型金融(DeFi)プロトコルが存在している。AVAXはアバランチのネイティブトークンとなる。

アバランチでは異なるデータ構造を採用する3つのブロックチェーンを持つマルチチェーンフレームワークを採用し、重要機能の役割を分担している。そのため前述したようにContract Chain(C-Chain)、Platform Chain(P-Chain)、Exchange Chain(X-Chain)が存在している。

参考:コインベースプロ
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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