メルコイン、Bassetの全株式取得

株式会社メルコインがブロックチェーン分析ツール提供の株式会社Basset(バセット)の全株式を取得したことを8月5日に発表した。

なお株式譲渡は2021年7月2日に完了しており、すでにメルカリグループに参画しているとのこと。なお取引金額に関して現在は開示されていない。

バセットがメルカリグループに参画した理由は、バッセトによるリスク管理力とコンプライアンスの推進力をメルコインのサービス企画と開発力に融合させる狙いがあるからとのことだ。

バセットはこれまでに暗号資産(仮想通貨)関連で多くのリスク評価や分析サービスを発表しており、2020年12月には分散型金融(DeFi)のリスク評価サービスをスタートさせている。

編集部のコメント

バセットは規制に準拠した形でサービス提供することに長けている企業です。

各国で暗号資産(仮想通貨)関連のサービスプロバイダーへの規制対応が要される現状なので、迅速かつ安全性が求められる暗号資産業界において、重要なM&Aとなるのではないでしょうか。

関連ニュース

バセット創業者兼CEOの竹井悠人氏のコメント追記)日本のRegTech企業バセット(Basset )が分散型金融領域のリスク評価サービスをスタート

参考:メルコイン
images:iStocks/Rawpixel
デザイン:一本寿和

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

合わせて読みたい記事

【4/26話題】コンセンシスがETH規制でSECを提訴、米国政府マネーファンドがP2Pで転送可能になど

米コンセンシス、イーサリアム(ETH)規制めぐり米SECを提訴、フランクリン・テンプルトン、「米国政府マネーファンド」をP2Pで転送可能に、オーケーコインジャパンにオプティミズム(OP)上場へ、国内3例目、米決済ストライプ、「USDC支払い」今夏から導入へ、Fireblocks、機関向けのDeFiセキュリティ機能を拡張、アーサーヘイズ、ビットコインの強気相場続くと予想、コスモス「IBC」でトークン無限発行のバグ修正、アシメトリックリサーチ報告、ビットコインの改善提案「BIP420」公開、スマコン追加やゼロ知識証明など実装に向け、エルサルバドル、公式デジタルウォレット「Chivo」のソースコード流出、米SEC、テラフォームラボと創業者に約53億ドルの支払い命じる