英ヘッジファンドのマーシャルウェイス、暗号資産分野への投資を計画か

英ヘッジファンドのマーシャルウェイス、暗号資産分野への投資を計画か

イギリスのヘッジファンド運用会社マーシャル・ウェイス(Marshall Wace)が暗号資産分野への投資を計画している可能性があるとフィナンシャルタイムズが7月6日に報じた。

マーシャル・ウェイスは1997年にロンドンで創業されたヘッジファンド運用会社であり、現在は550億ドル(約6兆円)を運用する大手金融企業としてグローバルに投資事業を展開している。同社は今年5月に行われたUSDCの開発企業であるサークル(Circle)の4億4,000万ドル(約480億円)の資金調達ラウンドにも参加している。 

フィナンシャルタイムズによると、マーシャル・ウェイスはブロックチェーン技術、デジタル通貨の決済システム、ステーブルコインなどの開発を行う民間企業への投資を含むポートフォリオを立ち上げているとのこと。なお同社が投資対象とする企業は開発の後期段階にある企業で、主に後期段階のベンチャーキャピタル投資を行うとのことだ。

また暗号資産分野への投資を含む新しいポートフォリオの運用については、マーシャル・ウェイス・アジアのCEOであるアミット・ラジパル(Amit Rajpal)氏が責任者として就任する予定とのことだ。

参考:Financial Times
デザイン:一本寿和
images:iStocks/metamorworks

この記事の著者・インタビューイ

小俣淳平

「あたらしい経済」編集部
一橋大学2年生
真面目で温厚な20歳。大学1年生のころにブロックチェーンに出会い、その革新性に衝撃を受け、ブロックチェーン業界に足を踏み入れた。勢いのままに学内で「OneLab」というサークルを立ち上げ、週一で活動している。

「あたらしい経済」編集部
一橋大学2年生
真面目で温厚な20歳。大学1年生のころにブロックチェーンに出会い、その革新性に衝撃を受け、ブロックチェーン業界に足を踏み入れた。勢いのままに学内で「OneLab」というサークルを立ち上げ、週一で活動している。

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