クリプトマムこと米SECへスター・パース氏がNFT販売について注意喚起

クリプトマムこと米SECへスター・パース氏がNFT販売について注意喚起

米国証券取引委員会(SEC)のコミッショナーであり「Crypto Mom(クリプトマム)」として知られるHester Peirce(へスター・パース)氏が25日に開催されたイベントの中で、NFT(ノンファンジブルトークン)の販売に関して注意喚起となる発言を行った。

パース氏はオンラインイベント「Security Token Summit」にて「NFTは代替不可能であることが前提であるため、一般的な有価証券になる可能性は低いと思います。しかし、NFTはクリエイティブなものが様々出ており(一部略)その創造性を考えると低い可能性について疑問をもつべきであると思います」と述べている。

またパース氏はNFTに関連した資金調達活動が「ICO(イニシャル・コイン・オファリング)と同様の問題を引き起こす可能性がある」と説明しており、またNFTを細分化したものが有価証券とみなされる可能性があると示唆している。

パース氏は今回の発言について「証券の定義は非常に幅広いものです。こういった疑問は常に持たなければなりません」と述べている。

参考:Security Token Summit 

(images:iStocks/gstraub・msan10)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【4/26話題】コンセンシスがETH規制でSECを提訴、米国政府マネーファンドがP2Pで転送可能になど

米コンセンシス、イーサリアム(ETH)規制めぐり米SECを提訴、フランクリン・テンプルトン、「米国政府マネーファンド」をP2Pで転送可能に、オーケーコインジャパンにオプティミズム(OP)上場へ、国内3例目、米決済ストライプ、「USDC支払い」今夏から導入へ、Fireblocks、機関向けのDeFiセキュリティ機能を拡張、アーサーヘイズ、ビットコインの強気相場続くと予想、コスモス「IBC」でトークン無限発行のバグ修正、アシメトリックリサーチ報告、ビットコインの改善提案「BIP420」公開、スマコン追加やゼロ知識証明など実装に向け、エルサルバドル、公式デジタルウォレット「Chivo」のソースコード流出、米SEC、テラフォームラボと創業者に約53億ドルの支払い命じる